こんにちは。今日もご訪問いただきありがとうございます。
「青森ねぶた祭り」「 仙台七夕まつり」「 秋田竿燈まつり」
これらを東北三大祭りと呼んでいます。
これに山形花笠まつりを加えて東北四大祭りとも呼ばれているようです。
ここでは「青森ねぶた祭り」に関してお伝えします。
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1・ねぶた祭りとは?
青森県青森市で8月2〜7日に開催される夏祭りであり、毎年、延べ200万人以上の観光客が訪れる。
1980年に国の重要無形民俗文化財に指定された。(後に、wikiで記述あり))
ねぶた祭りは、青森ねぶた祭りと弘前市の弘前ねぷた(neputa)祭りが一般的ですが
それだけではなくて五所川原市の五所川原立佞武多
(吉幾三さん作詞、作曲、唄)を入れてねぶた三大祭りとも言われています
それ以外にも平川市の平川ねぷた、黒石市の黒石ねぷた、
むつ市大湊地区の大湊ネブタと色々有ります。その他に各地方で40カ所以上
青森以外でも関東近県や北海道、九州で行われるねぶたorねぷた祭りがあるのです。
各地それぞれの特徴をもって開催されています。
<そこで、ご提案です>
「いっそ青森県の何処かで合同の祭りをやって競争して、年毎に開催地を決めたら
いかがでしょうかね? それか年毎に持ち回りかな~
そうすると青森市や弘前市だけで無く各地方が潤う事になって青森県全体の経済発展に繫がるでは無
いでしょうか?」
とは言え現在のメインとなるのは青森ねぶた(濁音)と弘前ねぷた(半濁音)となるのでしょうね!
2・青森と弘前ねぶたの違いとは?
【開催期間と人出】
青森8月2日~7日 約300万人
弘前8月1日~7日 約160万人
【屋台】
青森:人形型の3D約20台
弘前:扇形の2D約80台(中には人形型も有ります)
青森ねぶた 弘前ねぷた
【大きさ】
青森:5M(左右にも広い)
弘前:高さ約10M
(五所川原高さ約20M)
【踊り手】
青森:ハネト(跳ね回る人)“凱旋の祭り”
弘前:なし“出陣の祭り”
【かけ声】
青森:「ラッセーラー」戦いにおける凱旋を意味する”
弘前:「ヤーヤドー」戦いにおける出陣を意味する”
(五所川原「ヤッテマレ」)戦いにおける合戦中を意味する
青森、弘前のどちらも1980年(昭和55年)に国の重要無形文化財に指定されています。
時期的にも同時期に開催されるのですがやはり青森ねぶたの集客力300万は大きいですね。
[ad#co-1]3・ねぶた祭りの起源は?
【起源・歴史】
ねぶた祭りは七夕祭りの灯籠流しの変形ではないかと言われていますが、
これだと言う起源は明らかにされていないのです。
奈良時代(710~794年)に中国から渡来した「七夕祭り」と昔から津軽にあった精霊送り、
人形、虫送り等の行事が一体化して、紙と竹、ローソクが普及すると灯籠となり、
それが変化して人形、扇ねぶたになったと考えられています。
その他にも征夷大将軍の坂上田村麻呂が陸奥国の蝦夷征伐の戦場で敵をおびき寄せるために
大灯籠・笛・太鼓ではやし立てたのが由来とする説も有るそうですが
どちらが正しいのやら???
坂上田村麻呂説の根拠としては最優秀団体に与えられる賞として1962年に
「田村麿賞」が制定されていた、最近は「ねぶた賞」に名称変更とか・・・
この説も色々検証すると田村麻呂は青森まで来ていないとか、田村麻呂の側近が青森まで来たとか、
或は全国に有る土着の七夕祭りや眠り流しの行事が変化したものとかの説も有る。
どなたか、これだけ大きなお祭りだから起源をはっきりと解明する学者さんは居ないのですかね?
お願いしま~す
「ねぶた」の呼び方も弘前では「ねぷた」となるのですね、BU濁音とPU半濁音の違いですかね~
これも東北地方を始め、信越地方「ネンブリ流し」関東地方「ネブチ流し・ネボケ流し」等の方言か
ら「ねむりながし」の眠むたい、眠りたいがねぶたに発音がなまって変わって行ったと言われている
ようですよ。
そして各団体の「ねぶた」に跳人(ハネト)が付いて踊りますね(青森だけね)
このハネトは“ねぶた祭り”特長はハネトの正式衣装を着れば参加自由です。
衣装があれば自由参加というのは好きな人に取っては有難いのではないかな
一般の観光客も沢山参加しているようです。
青森出身者でこの為に帰省する人も多いのではないでしょうか?
ただ、お盆休みの少し前になるからサラリーマン・ウーマンは一寸厳しいかな!
でも好きな人はなんのその・・・
そして衣装もレンタルが有り、着付け方もYouTube等でも紹介されています
1台に約500~1000人、多い時は2000人以上が参加する場合もあるそうです。
【開催状況】
青森ねぶた祭りは8月2日~7日までの6日間です
因みに8月1日は前夜祭もあるから実質的には7日間かな
この期間に約300万人の人が訪れます、青森県の総人口が約130万人青森市約28万人
どれだけ他府県から訪れるかが判りますね。
5~6月になるとツアー等も盛んに募集します、
ハネトのレンタル衣装のネット販売も盛んになりますね。
【運行スケジュール】
8月1日 18:00~21:00前夜祭と浅虫温泉花火大会(会場別)
8月2、3日 19:10~21:00子どもねぶた・大型ねぶたの運行
8月4、5、6日 19:10~21:00大型ねぶたの運行
8月7日 13:00~15:00大型ねぶたの運行
19:00~21:00花火大会・ねぶた海上運行
【運行コース】
4・ねぶた師とは?
天明8年(1788年)の「奥民図彙」にある「子ムタ祭りの図」には10人位の人に担がれた灯籠が書か
れていて,角形で「七夕祭り」「織姫祭り」と文字が書かれただけだったそうです京都の祇園祭りの
様な縦長の山車みたいな形だったようです
昔は当然そうですよね、現代の様な大きな派手な物は作れないでしょう!
そして文政年間(1818~29)から幕末にかけて「人形ねぶた」となり、明治期には高さ20m
を超える大型ねぶたも出ますが、電線や歩道橋の為に高さ5mに制限されたそうです(五所川原では
立佞武多として高さ20mが台数限定で有ります)
その後、北川金三郎と言うねぶた師が組人形を制作し名人と呼ばれる様になったのですね
北川氏を初めとして幾多のねぶた師なるものが出現してきます
(現代では女性ねぶた師も出現とか)
祭りのメインとなる山車を最初は町内会とかの有志が製作していたが企業が運行するようになると腕
の立つ制作者に依頼するようになって金額もあがるのでしょうね。
「ねぶた」は角材で支柱を作り、針金や糸を使って骨組みを作り中には専門の配線工が20wから1
00wまでの電球や蛍光灯を800~1000個位使って、骨組みの上に奉書紙を貼り色々な装飾を
こらし、色付けしパラフィンを溶かして模様付けして出来上がったものを「ねぶた」と言うのです
よ。
工程としては1)題材と下絵、(設計図面的なものを作りその後で、政策に掛かるための
2)小屋掛けし、3)細部のこしらえ、4)骨組み、5)電気配線、6)紙はり、7)書き割り(墨
書き)8)ろう書き、9)色付け(彩色)、最後に10)台上げ、40~50人掛りで高さ5m幅9
m奥行7重さ4tくらいの「ねぶた」が出来上がるのです。
費用は大体2000万円そのうちねぶた師の報酬が400~500万円
2000万円に「びっっくりぽん」「びっくりぽん」ですよ、ねぶた師になりた~い
製作期間は約3か月!と言いますから結構時間が掛かるのですね。
【名人位】
初代:北川金三郎
針金を使って丁寧に作り照明をローソクから電球と蛍光灯に替え、ねぶたに革命をもたらした「中興
の祖」と呼ばれている
昭和32年 東北電力「勧進帳」(青森ねぶた誌から引用)
二代:北川啓三
初代名人の息子で父同様優れたねぶたを作り、第1回田村麿賞を獲得
昭和37年日本通運「村上義光吉野の関所」(日通ねぶた関係者所有)
三代:佐藤伝蔵
北川親子の弟子、平坦な作りの顔の部分を針金を多用し凹凸のある面にして主流とさせ華麗な色彩と
大胆な構図が特徴
昭和47年 日立連合「国引」(青森ねぶた誌から引用)
四代:鹿内一生
馬のねぶたを得意とし、荒々しいねぶたが得意多くの弟子を育て我生会という一門をつくる
昭和45年 市役所「項羽の馬投げ」(青森ねぶた誌より引用)
五代:千葉作龍
26歳にして田村麿賞を初受賞、28,29歳で連覇という最年少記録を持つ芸術としての幅を広げる受
賞回数11回
昭和62年産ロード青森「大石内蔵助 誉の討ち入り」ねぶた情報誌より引用
六代:北村隆
北川啓三の弟子、ねぶた大賞、受賞回数12回と最多記録保持者
平成19年 青森山田学園「聖人 聖徳太子」ねぶた情報誌より引用
制作費だけをみてねぶた師になりた~いと言ったりしてもやはり簡単なものでは無いですね。
反省・・・
[ad#co-1]5・ねぶたの賞
【団体の部】
ねぶた大賞:ねぶたの制作を主体に運行・跳人、囃子など、
総合的に最も優れている団体に与えられる賞
知事賞:ねぶた大賞に次ぐ賞
市長賞:知事賞に次ぐ賞
商工会議所会頭賞:市長賞に次ぐ賞
観光コンベンション協会会長賞:商工会議所会頭賞に次ぐ賞
【部門賞】
運行・跳人賞:ねぶたの運行と跳人が最も優れている団体に与えられる賞
囃子賞:ねぶたの囃子が最も優れている団体に与えられる賞
【制作者の部】
最優秀制作者賞:ねぶたの制作が最も優れている制作者に与えられる賞
優秀制作者賞:最優秀制作者賞に次ぐ賞、2名まで
海上運行賞:最終日の海上運行に選出されたねぶたに贈られる賞
年賞:全てのねぶたが獲得する賞(初出陣の年を一年賞とし、
それから連続何年出場しているかが記されている。
【審査スケジュール】
8月2日~5日 審査
8月5日 審査結果集計
8月6日 表彰式・記者会見
審査は祭り主催団体、報道機関、有識者の中で、ねぶた又は芸術に造詣の深い者である
「審査委員」と、文化団体、国際交流団体などからの推薦者と一般公募の青森市民による
「一般審査員」で構成されています。
※評価ポイント等色々表示されていますが此処では省略させて貰います
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6・ミスねぶたコンテスト
祭りに付きもののミスコンが6月22日に「ミスねぶたコンテスト」があります
↑2015年のミスねぶたグランプリとミスねぶた
https://www.youtube.com/watch?v=L7s_QLOFSNE
⇒2,015年の選考舞台です
参加資格:青森県在住、または青森県出身者
昭和62年4月1日から平成9年3月31日までにお生まれの未婚女性
(2,015年の応募資格)詳細は6月位に発表が有る予定です
ミスになるとトロフィー、盾の他に下記のような賞金、副賞が貰えるからね
【ミスねぶたグランプリ】(2015)
賞金10万円 1名
大韓航空で行く「青森~グアム」往復航空優待券(ソウル経由)
東京ドームホテルペア宿泊券&巨人戦公式戦観戦ペアチケット
「ユニバーサルスタジオジャパン」ペア招待旅行券
ナクア白神ホテル&リゾートペア宿泊券
A-FACTORYおすすめギフトセット
【ミスねぶた】(2015)
賞金5万円 2名
フジドリームエアラインズで行く「青森~名古屋」往復ペア航空券
東京ドームホテルペア宿泊券&巨人戦公式戦観戦ペアチケット
ナクア白神ホテル&リゾートペア宿泊券等
A-FACTORYおすすめギフトセット
※注、昨年の賞金、副賞ですからね・・・
1次審査は書類審査
そこで10人程度に絞られて6月22日の決勝審査でミスねぶた、グランプリ1名
ミスねぶた2名が選出されますよ
応募資格をもう一度、
青森県内在住か出身者ですよ、それと未婚女性既婚はだめだからね
↑昨年の決勝進出10名 ↑昨年ミスねぶたグランプリ・
まとめ
【ねぶたの場所取り】
一般の人達が観光に行くには席を確保する必要があります。
旅行各社がツアーを募集していますね、それらを利用する方が良いかと思いますよ。
自分で生きたい人はねぶたのサイトがあるからそちらを見て席を
確保する方が良いかと思いますよ。
観覧席を予約する場合:ねぶた観覧、1名¥2,600(税込ねぶた・花火セット1名¥6,600(税込)
自由に観たい人は交差点当たりで、始まる少し前に、一部を解放するから、
直前に交差点当たりにいると、良い場所がとれる事も有りますよ上手くすれば、ですよ
ねぶた祭りのトイレは?これは良く確認しておいた方が良いですよ!
運行ルートには沢山、ホテル、コンビニがあるのでそちらをお借りする事も出来ます。
(一寸コーヒーくらい買いましょうね)
会場付近に有る「青い森公園」のトイレもOKです
【ご参考までに・・・】
前にも紹介していますが、「跳人・ハネト」として参加すれば踊る(跳ねる)もOkだし、
観覧する時も自由に出入り出来るので,列に入って写真もとれるし、
色々メリット一杯、タップリ汗もかいて翌日は体重数キロ減です。
祭りは参加しないと良さが判らないですよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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