一日に使うカロリーが、一日に体内に取り 入れるカロリーより多ければ、ダイエットになります。
人間の体がその日に使うカロリーと、その日に補給するカロリーとの、つり合いが取れているかがポイントです。
ここでは、カロリー摂取量と消費量の関係に迫ってみました。
基礎代謝量とは?
人体は、健康で生きていくために、絶えずカロリーを使っています。
一切体を動かしていない場合でも、心臓を動かし、体温を保つためにカロリーは消費されます。
これがいわゆる基礎代謝と呼ばれるものであり、1日に消費するエネルギーは年代や男女によっても違います。
基礎代謝とは、体温維持、心臓や呼吸など、人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことを言います。
生きているだけで消費されるエネルギーで、私たちが1日に消費するエネルギーのうち、約70%を占めています。
人間の1日当たりの総エネルギー消費量は、次の3つで構成されています。
1.基礎代謝(約60~70%)
2.生活活動代謝(約20~30%)
3.食事誘発性熱産生(約10%)
基礎代謝は、1日中寝ていても消費される、生命維持のためのエネルギー消費のことです。
基礎代謝と年齢の関係は?
基礎代謝と年齢との関係は、年をとるにつれ低くなっています。
食事の分量や、運動量を決める時には、まず自分の基礎代謝がどの程度であり、カロリー摂取量をどうすればバランスが とれるか知ることが大切です。
基礎代謝と運動は?
痩身効果の高いダイエットをしたいと思うなら、カロリー制限だけでなく、運動量を増やして消費カロリーを多くします。
使うカロリーを増やすためには負荷の大きい運動をすることです。
基礎代謝と運動で消費するカロリーの合計が、体内で使うカロリー量です。
体重(kg)×30=1日の消費カロリー
たとえば、体重が60kgの人だったら、60×30=1800kcalが、 1日の消費カロリーです。
これ以上のカロリーを摂取すれば太るし、それ以下だったら やせていくということになります。
たくさん運動をして、その一方で食事の量は制限すれば、体内に蓄積されていた脂肪を消費することができます。
あまりに1日の摂取カロリー数を落としてしまうと、逆に急激なダイエットによるリバウンドを起こしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
スムーズにダイエットを続けるためには、どのくらいのカロリー摂取量と、運動によるカロリー消費量のつり合いがいいかを見極めることです。
(参考:運動の消費カロリーは「METs(メッツ)」値から計算することができます。
⇒https://www.life-rhythm.net/oneday-calory/)
まとめ
具体的計算方法は、上記MET’s から求めたください。
人間の消費エネルギーや、食品のカロリーについて 紹介しました。
この消費カロリーと摂取カロリーの関係を理解する ことは、これまでダイエットに失敗し続けていたという 人にとっても、成功の糸口になるはずです。
上手にカロリーコントロールを行って、ダイエットを成功させましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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