アメリカがWHOへの拠出金停止により デトロス事務局長の辞任を要求する署名活動がネット上で活発化しております。
ここでは、WHOとは?デトロス総事務局長は辞任 するかに迫ってみました?
Contents
WHOとは?
WHOは、世界保健機構(World Health Organisatiom) の略で、人間の健康を基本的人権の一つと捉え、
その達成を目的として設立された国際連合の 専門機関(国際連合機関)である。
人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関(国際連合機関)である。
WHOの目的は?
WHOでは「健康」を「身体的、精神的、社会的に完全な良好な状態であり、
たんに病気あるいは虚弱でないことではない」(WHO憲章前文) と定義しており、非常に広範な目標を掲げている。
そのために、病気の撲滅のための研究、適正な医療・医薬品の普及だけでなく、基本的人間要請 (basic human needs, BHN)の達成や健康的なライフスタイルの推進にも力を入れている。
また組織の肥大化と共に企業との癒着構造が 問題として指摘されている。
WHOのデトロス事務局長のWiki経歴は?
【デトロス氏】
🔸 名前:デトロス・アダノム・ケブレイェソス
🔸 生年月日:1965年3月3日(55歳)
🔸 出身地:エリトリア
🔸 学歴:アスマラ大学、ノッティンガム大学
🔸 所属政党:ティグレ人民解放戦線
【経歴】
🔸 エチオピア政府で2005年から2012年にかけて保健大臣を、2012年から2016年にかけて外務大臣を務めた。
🔸 国際的に認められているマラリア研究者、保健大臣として、テドロスは、保健サービスを提供し、主要な結果を大幅に改善したことをで、革新的でシステム全体の健康改革を称賛された。
🔸 2009年7月、2年間の任期で AIDS、結核、マラリアと戦うためのグローバル基金の理事長に選出された。
🔸 テドロスは、2017年5月23日、総会で世界保健機関の事務局長に選出された。2017年7月1日から任期は5年間。
WHO事務局長の選び方は?
🔸 2016年5月24日、第69回世界保健総会 (World Health Assembly)会合で、テドロスは、アフリカ連合からの支持を得て、アフリカ唯一の候補者として世界保健機関事務局長に立候補することを公式に発表した。
🔸 2017年1月に開催された第140回会議で、WHOの執行委員会が2回非公開の投票を行い、6人の候補者の中から最優秀候補者としてテドロスを選出した。
🔸 彼は双方で最も多く票を集めた。
2017年5月23日、テドロスは185人中の133票という圧倒的得票数で、世界保健機関の次期事務局長に選出された。
🔸 この選挙は歴史的であり、WHOを率いる最初のアフリカ人になり、すべての加盟国に開かれた投票で選ばれた最初の事務局長になった。
WHOデトロス事務局長に対する批判は?
2020年に入り、前年から中国・武漢を皮切りに全世界にわたって爆発的に流行している。
2019新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患(Covid-19)の対応を巡り、テドロスを 筆頭としたWHOがたびたび中国への配慮や擁護を繰り返す発言を行い、結果ウイルスの世界的な拡散を招いたとして批判の声が上がっている。
オンライン上の署名サイト「Change.org」では 「即座に辞任すべき」とテドロスの解任署名 キャンペーンが1月31日から始まり、 4月25日時点で約100万9000筆もの 署名が全世界から集められている。
WHOへの最大の資金拠出国であり、
特に感染被害が大きいアメリカのドナルド・トランプ大統領は、WHOが 中国寄りのスタンスを取り続け、 世界に不適切な提言を行っていると批判し、 WHOへの拠出金を停止し、強硬姿勢を 強めているが、
テドロスは同月22日の 会見でアメリカの資金拠出停止への 翻意を訴えるとともに、「人の命を救うという神聖な仕事に、これからも昼夜問わず取り組む」 と強調し、辞任を否定している。
まとめ
アメリカが拠出金を停止したことにより、WHOは窮地に立たされました。
署名も集まっているが、果たしてデトロス事務局長は辞任するかに関心が寄せられているのです。
アメリカは「辞任」が条件と言っておりますが、トランプ大統領の発言は確認されていないのです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
スポンサーリンク