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新型コロナ肺炎では、感染者を確認することが すべての前提になります。

現在日本の感染者は14,271人(5月1日)に達し、死者も456人に達しました。感染しているかどうかは、PCR検査で判明します。

ここでは「PCRとは?」「検査数が少ないのは?」に迫ってみました。

PCRとは?

微量の検体を高感度で検出する手法で、Polymerase Chain Reaction (ポリメラーゼ連鎖反応)の頭文字をとってPCRと呼ばれています。

クラミジアやウイルスといった顕微鏡では見ることのできない病原体の有無を調べる検査です。

病原体のDNAを増幅させることによって 検出する検査方法であるので、確実な診断が 下せます。

PCR検査方法は?

尿、粘膜などの検体を採取し、目的の病原体のDNA配列にくっつけられる「プライマー」という短いDNAを用いて、

温度を上げ下げしたりDNA合成酵素の働きを利用したりして 目的のDNAを増やします。

遺伝子は通常肉眼では確認できませんが、PCR法では数時間でDNAを100万倍に増やすことができるため、

増やしたDNAを染色して検出装置にかけることで、それが 目的のDNAであるかどうかを目で確認する ことができます。

目的の病原体のDNAを確認することができれば「陽性」、確認することができなければ「陰性」と判定されます。

現在、一般的に使われている検査機器では少なくとも4時間程度かかりますが、31日公開された検査機器では、

専用のチップに検体を入れて測定すると1時間余りで結果が分かります。

PCR検査と抗体検査の違いは?

抗体検査はこれまでにその人がウイルスに感染したことがあるかを調べる検査です。

一方、PCR検査はその時にウイルスが体内にいるのかを調べる検査です。

PCR検査と抗体検査をうまく組み合わせることで、ウイルス感染症の診断や予後予測を可能とします。

さらにPCR検査は、誰でもが実施できるわけではありません。

感染性のあるウイルスを取り扱うのならなおさらのことです。

しっかりとした設備の中で適切な診断機器の下、技術を持った臨床検査技師によって行われます。

PCR検査数の各国の比較は?

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19、以下、新型コロナ感染症)は 依然として終息(収束)の目処が立っていない。

日本は他国に比べてRT-PCR法による 検査数が低いことが知られている。

その理由は、

🔸 PCR検査は、検査者に感染リスクが高いことがあげられる。

 

🔸検査するスキルも求められ、誰にでも簡単に行える検査ではない。

 

🔸検査自体の感度が低い(50~70%)ことも問題とされる。

 このことから何度も検査を繰り返すことが求められ、検査体制への負担増への懸念からPCR検査が抑えられてきた経緯がある。

 

🔸 PCR検査を増やせば、非感染者が 医療資源を圧迫したり、感染者が出歩いて 感染を広げるという危険性が説明されて きたというわけだ。

 

🔸検査を受けたい人が検査機関へ押し寄せてパニックを引き起こし、間違い陽性の人が医療崩壊を、そして間違い陰性の人が感染拡大を招くことになると警鐘を鳴らす。

 

🔸こうした説明がなされてきた日本では、PCR検査を増やすことがパニックや  医療崩壊につながり、むしろ感染を拡大させるというコンセンサスになっている。

 

🔸日本人は異常事態に動じやすく冷静にものごとを判断したり理解できるリテラシーが低いから、PCR検査の数を抑えておこうということになったとも考えられる。

国と国民が相互に信頼できないという不幸な状況があるとすれば、それは日本が新型コロナ感染症に立ち向かっていくために最も大きな障壁になるだろう。

まとめ

いかがでしたか?

PCR検査が、新型コロナ撲滅の重要な手段でありますが、日本が極少であることは意外でした。

その理由が、政府は何も言いませんが、「日本人の特性」にあるとすると国民と国間の信頼に起因するとなると先行き心配になってきます?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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