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レムデシビルは米国の製薬会社がエボラ出血熱の治療薬として開発した点滴薬で、コロナウイルスでは重症な人向けとされ、近くドイツや米国で承認の見通しという。

新型コロナ肺炎には治療薬がないので、世界中が望んでおります。

ここでは、「レムデシビルとは?」「副作用は?」に迫ってみました。

 

レムでシビルとは?

レムデシビルはエボラ出血熱のために開発された治療薬です。

米国で開発中の新薬であり、日本で承認薬として使えるようになるのは海外での承認を前提とした特例承認の制度を用いて5月上旬とされております。

新型コロナ肺炎の治療薬になるか?

 

4月29日、新型コロナウイルス感染症の 治療薬候補「レムデシビル」の臨床試験の 結果が公表された。発表したのは、開発企業であるアメリカの

ギリアド・サイエンシズと アメリカ国立衛生研究所(NIH)で、どちらの 結果も新型コロナウイルスに対する レムデシビルの有効性を示すものだった

国立国際医療研究センターが行った 試験管内のテストでは、レムデシビルは 多くの候補薬の中でウイルスの増殖を 抑制する効果がもっとも高いことが わかっていた。

また、小規模ながら、同薬の投与によって重症肺炎患者53人中36人で症状が改善されたという国際研究チームの報告が著名なアメリカの医学誌に掲載され期待が高まっていた。

レムデシビルのアメリカの対応は?

アメリカのトランプ大統領は、新型コロナウイルスの治療薬としてFDA=食品医薬品局が抗ウイルス薬 「レムデシビル」の患者への緊急的な使用を 許可したと発表しました。

「ギリアド社がレムデシビルのFDAからの緊急使用許可を取得したことを発表する」トランプ大統領は1日、

「新型コロナウイルスの入院患者にとって 重要な治療法だ」

と述べ、FDAが「レムデシビル」の患者への緊急的な使用を許可したと明らかにしました。

レムデシビルはウイルスの増殖を抑える効果があるとして、新型コロナウイルス感染者への臨床試験でも一部の患者の回復を早める効果が確認されていました。

日本の厚生労働省はレムデシビルが海外で承認されれば国内での承認審査を速やかに進める方針を明らかにしています。

レムデシビルの副作用は?

中国で実施されたこの治験は新型コロナウイルス患者237人を対象とし、うち158人に レムデシビルを投与し、残る79人の対照群と 経過を比較した。

投与した患者のうち18人は、副作用のため早期に投与を中止された。抗ウイルス薬は、作用機序からして、催奇形性の 副作用は起こりやすいと考えられます。

レムデシビルの副作用に関しては、正式な研究結果が待たれますが・・・、

緊急を要するので、まぁ、副作用の免責の誓約書を取って、投与するのかもしれませんが・・・

「レムデシビル」異例のスピード承認!(5月8日追記)

新型コロナウイルス感染症の治療薬として、抗ウイルス薬「レムデシビル」が7日、承認されました。

通常であれば、医薬品の承認申請から実際に承認されるまでには1年程度を要するとされていますが,

今回は医薬品医療機器法の「特例承認」と呼ばれる制度を使って、申請からわずか3日というスピード承認となりました。

まとめ

 

米国は“承認”の運びとなったので、日本も「特例措置」として早急に“承認”されるでしょう!

アビガンは既に効果を発揮しておりますが、続いて、レムデシビルも期待が膨らみます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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