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急ピッチで進む新型コロナウイルス感染症の治療薬開発の現場で、意外な薬に注目が集まって いる。

中外製薬が開発した関節リウマチ薬の「アクテムラ」だ!

ここでは、「アクテラムとは?」 「アクテラムのコロナへの効果は?」「副作用」に迫ってみました。

アクテムラとは?

「アクテムラ」は日本で開発された唯一の国産 生物学的製剤で、最先端のバイオテクノロジー技術によって国内で製造されています。

関節リウマチ薬です。

アクテムラにはウイルスの増殖を抑える効果はないが、重度の肺炎を改善し、患者の命を救う“最後の砦”の薬となる効果が期待されている。

国内では約1万名以上の患者様に投与されて おり( 2011年4月現在)、海外では2009年1月にヨーロッパで、

2010年1月にはアメリカでも承認を取得し、使用が開始されています。

「アクテムラ」は他の生物学的製剤とは異なり、インターロイキン6(IL-6)というサイトカインの働きを 抑える

「抗ヒトインターロイキン6モノクローナル 抗体製剤」です。

(サイトカインとは?:免疫暴走です。)「アクテムラ」の効果には個人差がありますが、

現在までの経験ではほとんどの患者さんで一定以上の効果が認められています。

アクテラムのコロナへの効果は?

新型コロナに感染すると80%の患者は軽症か無症状である一方、残りの20%は重症化してしまうことがわかっている。

数%の患者は肺炎の状態がさらに悪化し、死亡に至る。この肺炎の重症化は体内の免疫システムの 暴走によって起こると考えられている。

アクテムラはその免疫の暴走を抑える仕組みを持つ薬なのです。

大阪はびきの医療センター(大阪府羽曳野市)では、集中治療室での治療が必要になった9人の重症コロナ患者全員にアクテムラの投与を行ったところ、

「すべての患者で悪化を抑えている感触があった」

中国の医療機関でアクテムラを投与した20例の重症患者のうち、19例で症状の改善が見られたという報告があり、3月末から使用を始めたという。

フランス:(死者数が著しく減少)、

中国:(20人中19人が改善)、

日本:(7人中5人に効果)

アメリカでは、アクテムラの売上高が急増 しております。

「アクテムラ」は点滴でも皮下注射でも投与可能な生物学的製剤です。皮下注射は2週間に1度の間隔で、

点滴は4週間に1度の間隔での投与となり、1回の点滴時間は1時間程度です。

アクテラムの使用上の注意と副作用は?

「アクテムラ」は他の生物学的製剤同様に免疫機能を抑制させることで炎症を抑える効果を発揮するため、感染症にかかりやすくなることがあります。

通常、感染症にかかると発熱や血液検査で炎症マーカー(CRPや血沈などの炎症を評価する指標)が上昇しますが、

「アクテムラ」は炎症を強力に抑制するため、炎症がわかりにくくなります。

アクテラム使用上の注意は?

以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

・細菌やウイルスなどによる感染症にかかって いる。

・B型肝炎ウイルスキャリア、または以前 B型肝炎ウイルスに感染したことがある。

・結核にかかっている、または以前かかったことがある。

・同居しているご家族など、普段接している方が結核にかかっている。

・間質性肺炎にかかっている、または以前かかったことがある。

・マクロファージ活性化症候群にかかっている。

・腸管憩室がある。

・白血球減少、好中球減少、血小板減少がある。

・心臓の病気、肝機能障害がある。

・妊娠または授乳中 ・他に薬などを使っている

(お互いに作用を強めたり、弱めたりする

 可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

アクテラム副作用は?

主な副作用として、上気道感染などが報告されています。

このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談することです。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります

・全身のかゆみ、じんま疹、喉のかゆみ、 ふらつき、めまい、動悸、息苦しい、 冷汗が出る、顔面蒼白、手足が冷たくなる [アナフィラキシーショック、 アナフィラキシー]

・寒気、体がだるい、発熱、咳、小水疱が 帯状に生じる発疹、皮膚の痛みと熱を 伴った赤いはれ、関節の痛み [感染症]

・発熱、咳、息苦しい、息切れ [間質性肺炎]

・吐き気、嘔吐、激しい腹痛、寒気、 発熱、ふらつき、息切れ、意識の低下 [腸管穿孔]

・突然の高熱、寒気、喉の痛み [無顆粒球症、白血球減少、好中球減少]

・鼻血、歯ぐきの出血、あおあざができる、出血が止まりにくい [血小板減少]

・疲れやすい、むくみ、息苦しい、息切れ、体重の増加 [心不全]

・疲れやすい、体がだるい、力が入らない、吐き気、食欲不振 [肝機能障害]

上記以外でも気になる症状が出た場合は、 医師または薬剤師に相談してください。

まとめ

いかがでしたか?

本庄佑博士は、「重症患者に使用すべき」と 言っております。

アビガン、レムデシベルと併用し 早く活躍することが期待されております。

副作用は、風雑で範囲が広いです。本人の了解と医師に十分相談して 処方することです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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