新型コロナの蔓延で、マスク需要が急増し、不足が問題になっております。 国は全家庭に2個のマスクの配給を決定したが、
不良品(カビ、髪の毛、など)が多く“回収”されました?
ここでは、「アベノマスクとは?」「製造元は?」に迫ってみました。
Contents
アベノマスクとは?
新型コロナウイルスの感染防止策の一環として、2020年4月1日に安倍晋三首相が
「全世帯に布マスク2枚を配布する」と発表。
4月17日から各戸に配布されることとなった。466億円の税金を投入すること、感染被害の拡大に比べて不十分な対策と考えられることから、
安倍政権下の経済対策「アベノミクス」をもじって 「アベノマスク」と名づけられ、SNSを中心に 広まった。
名付け親は『アベノミクスによろしく』などの著書で知られる弁護士の明石順平氏とされる。
「アベノマスク」製造元は?
マスク製造元に関して、厚生労働省は、 受注企業が興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーション の3社で、契約金額を合わせると約91憶円 であることが判明した。
さらにもう一社はユースビオという会社だった。この他マスク製造業者の横井定もマスクを受注しており、合計5社だったことを明らかにした。
では、不良品を納品した企業はどこか?
「アベノマスク」納品企業は?
【興和】 約額約54.8億円の興和は3月5日のプレスリリースでガーゼマスクの製造に取り組んでいることを公開。
3月に1500万枚、4月に5000万枚の生産を目指すとした。
また国内と海外の生産協力工場を活用し、不織布マスクの製造に影響を与えないよう別ラインとするとした興和は配布したマスクに不良品が含まれているとの報道を受け、
4月23日のプレスリリースで、中国を中心とする海外の生産協力工場で製造しているとし、未配布分を全量回収して再検品する、
生産協力工場に検品体制の指導強化する等の方針を明らかにした。
【伊藤忠商事】 契約額約28.5億円の伊藤忠商事はマスクに不良品が含まれているとの報道を受け、4月23日のプレスリリースにて、
国内のマスク専用工場に生産余力がないため、海外の衣料品縫製工場で生産している、国内マスクメーカーから仕様書と生地の供給を受けたと説明し、
未配布分を全量回収して再検品する、現地工場の検品だけでなく輸出前と輸出後に検品を実施するとの方針を示した。
【マツオカコーポレーション】 広島県の福山市にある縫製業社。
新型コロナウィルスの感染拡大で、マスク不足の解消を目指す政府の要請に応じ、
マスクの生産をミャンマー・ヤンゴンの工場で始めた。同社がマスクを造るのは今回が初めて。【ユースビオ】 福島県の福島市に存在するとされている会社。
信用調査会社によれば2017年8月に設立されたバイオマス発電向け木製ペレットの輸入会社で従業員はこの時点で5名。
与党公明党員である代表者の樋山茂によれば、ベトナムの工場に生産させた350万枚を1枚135円で受注したという。
【シマトレーディング】 千葉県富里市に存在する企業。切花・切葉の輸入卸売業者
【横井定】 愛知県の名古屋市瑞穂区に存在する企業。
「日本マスク®」というブランドを中心に、日本国内向けにマスクを販売している。
「アベノマスク」の大きさ形状は?
縦9.5 cm、横13.5 cmの平型ガーゼマスクであり、文庫本より一回り小さく、立体型のタイプは 耳かけの紐が伸縮しない。
そのため使用者によっては口や鼻が出ることになる。
縫い目をほどいて、立体型にリメイクする使用法もある。
布マスクのサイズについて厚生労働省は「布マスクの全戸配布に関するQ&A」というページで「布マスクのサイズが小さいと思うのですが、
大人用ですか」 という質問に対して「今回配布する布マスクは縦9.5センチ、 横13.5センチの市販の大人用のものであり、
口と鼻を覆うために十分な大きさであると考えております」 と回答している。
「アベノマスク」配布数と費用は?
マスクの購入費用として政府は1枚当たり 200円程度を見込み、全世帯2枚ずつの配布を 行うにあたり1億3000万枚を調達し、 2019年度の予備費約233億円と、
2020年度 補正予算案に計上した233億円を合わせた計466億円を使用する計画だった。
この最初の233億円の内訳は、6500万枚の購入費が169億円、運送・梱包費が64億円だった。
実際の調達費は169億円ではなく90億円と なっており、当初の予算よりも低く収まる見通し となった。
まとめ
安倍首相の新型コロナ対応は、「後手、後手」であったが、 「アベノマスク配布」も評判は良くないのです。
昭恵夫人の行動もあり、安倍首相の支持率にも影響しております。
もっと、リーダーシップを発揮してほしいものです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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