新型コロナ感染症に関しては、分からないことが、多すぎ、手探りで対応に追われております。
他国では「川崎病」に似た症状で、子供が 亡くなっております。
ここでは、「川崎病とは?」「他国と日本は?」に迫ってみました。
Contents
川崎病とは?
川崎病とは、乳幼児期に発症する病気のひとつです。
毎年1万人以上の子どもがかかっているといわれて います。
発熱や目の充血、唇の発赤、など特徴的な症状が 現れます。
重篤な合併症である冠動脈瘤(かんどうみゃくりゅう)が残ると、 長期的な内服薬の使用や運動制限などが 必要となる場合があります。
そのため、しっかりと症状を見極めつつ、適切な治療をおこなうことが重要です。
英語でも「Kawasaki disease」と呼ばれる。
1967年、川崎富作医師により 「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」 として発表されたため、病名がそのようになった。
全身の血管に炎症や腫れを引き起こす病気で、主に5歳未満の乳幼児に多く見られる。
初期症状は発疹と発熱で、高熱が出たり皮膚がむけたりする。 世界各地で報告されているが、特にアジア系の 人が多く発症し、
発展途上国での発症の報告は 少ないとされている。 通常は治療で治る
川崎病の症状と後遺症は?
川崎病の主な症状には、
(1)39度以上の高熱が5日以上続く、
(2)唇や口の中といった皮膚の粘膜部分が真っ赤に紅潮する、
(3)全身に不定型の発疹が出る、
(4)首のリンパ節が腫れる、
(5)白眼が充血する、
(6)手足がパンパンに腫れ上がるようにむくむ、
といったものがあります。
このような症状がお子さんにみられる場合は、「普通の(風邪などによる)発熱」と思わず、重症の感染症や川崎病を疑って早期に小児科を受診すべきでしょう。
というのも、川崎病の診断や治療が遅れることで、危険な合併症を併発してしまうこともあるからです。
合併症のなかでも特に注意すべきは、心臓へ 血液を供給する冠動脈に巨大な瘤(コブ)が できてしまう。冠動脈瘤(かんどうみゃくりゅう) です。
川崎病と新型コロナ感染症との関係は?
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が 大流行中のアメリカ・ニューヨークでは、子どもの患者の中で、新型コロナに関連した不可解な合併症が見られはじめている。
ニューヨーク州保健局は5月4日、子どもに「川崎病」と似た症状が見られるケースが増えていると発表し、注意を促した。
その多くは新型コロナに感染しているか、抗体を持っているという。
このような合併症が確認されているのは15歳以下の児童で、4日時点の発表は15人だったのが8日には73人に増えた。
川崎病の各国の状況は?
英国、米国、フランス、イタリア、スペインなどの欧米各国において、川崎病に類似した症状を呈する小児例が相次いで報告され、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との 関連が指摘されている。
これを受けて、日本川崎病学会は 5月1日~2日にかけて、同学会運営委員 56人を対象にメールによる調査を実施し、 結果を5月7日に公表した。
回答数は34件(18都道府県、32施設) であった。
これまでのところ欧米の様な症例の発生は把握 されておらず、特に韓国では発熱患者の全例でSARS-CoV-2 PCR が実施され、
川崎病患者も例外なく検査されていますが陽性例は一例も認めていないとの報告がありました。
まとめ
日本では、今のところ発生しておりませんが、もしかしたら、例のBCGのおかげかもしれないのですが、
BCGは日本独自なので、アジア系遺伝子のおかげなのかもしれません。
あるいは新型コロナウイルスCOVID-19の遺伝子が変化しているせいなのかもしれないわけで。 まだまだわからないことばかりだそうです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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