新型コロナショックは、世界を震え上がらせました。
経済への影響は、リーマンショック以上です。
「ニューノーマル」の言葉が飛び交っております。
ここでは「ニューノーマルとは?」 「コロナ後の生活・企業はどうなる?」に迫ってみました。
ニューノーマルとは?
新たな状態や常識を指す用語で、構造的な変化が避けられない状態を指します。
世界経済はリーマンショックから立ち直っても、もとの姿には戻れないとの見解から生まれた言葉です。
かつては異常とされていたような事態がありふれた当然のものとなっていることを意味するようになった。
2014年、中国では、習近平国家主席が中国は「新常態」に入りつつあると述べたことから、これがニューノーマルに相当するとして話題になりました。
日本語では、「新たな常態・常識」、「新常態」 のほか、「新しい正常」などと訳されたり、 説明されたりすることがある。
コロナ後の「ニューノーマル」とは?
新型コロナウイルス感染症の流行により、世界は新しい時代に突入したとされ、「コロナ後(アフターコロナ/ポストコロナ)のニューノーマル」が説かれるようになった。
🔸フランスのマクロン大統領は、「(コロナの流行は)資本主義を作り変える力がある」と指摘。
企業の倒産などにより社会インフラが崩壊し、日常の衛生観念も変えなければならず、コロナ前と同じ暮らしはできないニューノーマルが当たり前になる。
パラダイムシフトが必要な時代になったとされる。
(註:パラダイムシフト→その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や 思想、社会全体の価値観などが革命的に もしくは劇的に変化することをいう。)
🔸新型コロナウイルスが瞬く間に世界へ広がったのは、航空機による大量高速移動の時代ならではとされ、
アメリカではコロナ後の旅行におけるニューノーマルとして、旅行者のみならず旅行サービス従事者の衛生対策や日々の健康管理とその開示、
キャパシティの制限、タッチレス・ソリューションの普及などを上げている
🔸日本でも外出自粛が求められ、テレワーク(リモートワーク)が一気に広まった。
れがコロナ後も継続するかや、学童のオンライン授業が今後普及するかなどが、コロナ後のニューノーマルへの移行を決める一つの指針になる。
🔸日本IBMはこの7つの要素を踏まえ、企業がニューノーマル時代に向けて実現すべき目標として、
「コア顧客との関係強化」「コスト削減」「省人化の加速」「リスク態勢強化」の4つを掲げている。
そして、それら4つの目標を達成するための戦略と強化テーマとして次の7つを挙げている。
1. コア顧客の保持・ロイヤリティー強化
2. コスト削減・適正化の加速
3. 業務での省人化・自動化の徹底
4. リスク管理強化
5. バーチャル・機動的なワークスタイル
6. 在宅態勢整備
7. BCP(事業継続計画)態勢再整備
「新しい生活様式」は以下を参照ください。
⇒「新しい生活様式」とは?世界の習慣が変わるか?「3蜜」回避は集会がなくなるの? 【新型コロナ用語集】
まとめ
「ニューノーマル」は、人類のこれまでの常識を完全に覆してしまったのです。
新型コロナが終息しても「二次」「三次」が想定されて、 元に戻ることはないと言います。
今後盛んに議論されていくことでしょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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