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新型コロナ感染症は、感染症法に基づいて 強制入院などの措置を取ることができる 指定感染症に指定されたほか、

新型インフルエンザ等対策特別措置法上も 期限付きで「新型インフルエンザ等」 とみなされ、政府が緊急事態宣言を 発令でしました。

ここでは「COVID-19とは?」 「インフルエンザとの違い」 に迫ってみました。

COVID-19とは?

COVID-19とはcoronavirus disease 2019 (2019年に発生した新型コロナウイルス感染症)を略した言葉です。

SARS-CoV-2と呼ばれるウイルスが原因で起きる感染症ですが、2019年の終わりごろに発生したのを皮切りに、あっという間に世界中に感染が拡大しました。

新型コロナウイルスに感染すると、発熱や咳、息苦しさ、その他の症状が現れ、感染が肺に及んで肺炎を発症すると呼吸困難に陥ります。

新型コロナウイルス感染症の

症状は?

症状は通常、ウイルスに感染して4、5日後に現れますが、人によっては長ければ2週間たってから症状が出ることもあるようです。

中にはまったく症状が出ない人もいます。現れる症状には次のようなものがあります。

●発熱

●咳

●息苦しさ

●疲労感

●悪寒

●筋肉痛

●頭痛

●喉の痛み

●においや味がわからなくなる 吐き気や下痢といった胃腸の症状が出る人も います。

ほとんどの場合は数週間たつと回復しますが、人によっては、肺炎、酸素不足、心臓病などの深刻な問題を引き起こし、場合によっては 死に至ることもあります。

65歳以上の高齢者以外に、心臓病、糖尿病、肺疾患、がん、肥満といった病気のある人が、深刻な状態になりやすいようです。

新型コロナ感染症とインフレエンザ

との違いは?

🔸季節性インフルエンザは、高熱や鼻汁、のどの痛み、関節痛など、割としっかりした

症状が目に見えて現れる患者さんが目立ちますよね。しかも、感染したのち短期間で症状が出ることが多く、広がりが見えやすい

🔸COVID-19は、症状がごく軽かったり、ほとんど症状がなかったりする人が一定数いて、そういう軽い症状を持つ人が大勢に感染させてしまう例があります。

結局、「コミュニティが散った後に発症する」というのが、非常に厄介な点ではないかと思います

🔸 SARSと異なる点は大きく2つあります。

 ① SARSは、感染した人の大部分が重症化し、重い肺炎を起こします。

 ② SARSの原因となったウイルスは主に下気道(肺)で増えるのですが、

  新型コロナウイルスは「上気道(のど)でも下気道(肺)でも増える」という違いがあります。

🔸新型コロナウイルスには治療法やワクチンは存在しない。

一方、インフルエンザ・ワクチンは存在する。インフルエンザ・ワクチンを接種すれば、今後数週間に医療機関にかかる多大な負担の軽減につながるかもしれない。

新型コロナ感染症の治療薬は?

新型のウイルスなので、基本的に「特効薬」「ワクチン」がないのです

症状を軽くする療法が処方されるだけなのです。現在多くの研究者や製薬企業がSARS-CoV-2を克服すべく、治療薬の開発を急調で進めている。

同時に、SARS-CoV-2に特異的な薬剤が開発されるまでの繋ぎとして、既存薬の中で治療薬の探索が進められているのが現状で、

他の目的に使用されていた薬品が有効であるという情報が出ており、飛びついている状況です。

まとめ

 

新型コロナ感染症と名がついているように“新型”であるために特効薬はありません。これほどに蔓延し「パンデミック」となってしまったのです。

しばらくは“コロナとの共生”が避けられないようです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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