Pocket

新型コロナがパンデミックを引き起こし、

終息の兆しが見えておりません。

しかし、世界に猛威を振るったコロナも

暖かくなると、その威力は低下することが

期待されております。

いわゆる「不活性化」です。

ここでは「不活性化とは?」「太陽光で死滅するか?」

「深紫外線不活性化とは?」に迫ってみました。

不活性化とは?

不活化とは、微生物などの病原体( この場合は

インフルエンザウイルス)を 熱、紫外線、

薬剤などで死滅させる (感染性を失わせる)ことを

いいます。

インフルエンザウイルスは加熱、 アルコール

などの薬剤で不活化できます。

また、pH6 以下で不安定となり、 pH3 以下では

不活化されます。 加熱による不活化に関して、

インフルエンザウイルスは60℃なら30 分 の

加熱で不活化されますが、加熱温度が 高くなれば

不活化に必要な時間はさらに短く なります。

WHO では食品の内部温度が70℃になる

よう加熱することを推奨し ています。

新型コロナウィルスは太陽光で死滅するか?

米国土安全保障省は28日、AFPに対し、

新型コロナウイルスが太陽光によって急速に

不活性化するとした研究結果をめぐる詳細の

一部を公表した。

国土安全保障省のウィリアム・ブライアン氏は

先週の記者会見で、無孔質の表面にあるウイルス

の量は、温度21~24度および湿度80%で

太陽光があると、わずか2分で半減すると説明。

空気中に漂うウイルスの量についても、通常の

室温・湿度20%の環境に太陽光が当たると、

わずか1分半で半減すると述べた。

米コロンビア大学メディカルセンターの放射線

研究センターで所長を務めるデービッド・ブレナー氏が

AFPに語ったところによると、太陽光に含

まれる紫外線の多くは紫外線A波(UVA)に

分類され、UVAは日焼けや肌の老化の原因と

なるが、ウイルスに有害であるとは一般的に

証明されていない。  

一方で紫外線の一つであるC波(UVC)は、

動物細胞やウイルスの遺伝物質を傷つける性質が

特に強く、殺菌ライトにも広く使用されている。

しかし、大気に吸収されるため、地上に到達する

太陽光内には存在しない。  

今回の研究の指揮を執った国土安全保障省の

科学者ロイド・ハフ氏は、研究で使用した紫外線

ライトの種類について「自然の太陽光に近いものに設定した」

と説明。

具体的には、北緯40度や大西洋中央部などの

中緯度地域において、立夏の正午ごろに海抜

ゼロ地点でみられる太陽光を想定したという。

「深紫外線LED」とは?

緊急事態が一部解除されたとはいえ、感染拡大

の第2波、第3波に見舞われる可能性を考えれば、

新型コロナとの共存を見据えた“ウィズ(with)コロナ”

を意識せざるを得ない。

こうしたなか、殺菌・除菌への関心は依然として高く、

ここにきて注目されているのが

ウイルスの不活性化が期待できる深紫外線LED

(発光ダイオード)なのです。

深紫外線とは、300ナノメートル(ナノは10億分の1)

以下の短い波長を持った紫外線の一種で、

なかでも波長265ナノメートル付近の深紫外線は

DNAに吸収されやすいため、遺伝情報を消失する

効果(遺伝情報が失われると菌は増殖できなくなる)

があり、最も強い殺菌作用が発揮されるといわれている。

こうした特長を生かし、ウイルスや細菌の殺菌を

はじめ飲料水・空気の浄化、院内感染防止、

アトピー性皮膚炎の治療、イチゴのうどんこ病の

予防など幅広い分野で応用されている。

新型コロナウイルスに対する効果については、

ナイトライド・セミコンダクター(徳島県鳴門市)

が4月中旬に、10分間の波長275ナノメートルの

深紫外線LED照射で高い不活性化を実証したと

発表。

マスクやスマートフォン、アクセサリーなど

身の回りの物についたウイルスを安全かつ

簡単に死滅させることができるとした。

また、日機装 <6376> は4月下旬に、自社の

空間除菌消臭装置「Aeropure(エアロピュア)」

に搭載されている深紫外線LEDが、新型コロナウイルス

と類似するネコ腸コロナウイルスとウシ型

結核菌の不活化試験で有効性を確認したことを

明らかにしている。

同社は2015年に世界で初めて深紫外線LEDの

製品化に成功し、現在は大容量の流水殺菌が

できる深紫外線LED水殺菌モジュールや水産業

向け深紫外線LED浄化装置などを開発提供。

エアロピュアは今年1月に発売した製品で、

納期は現状1ヵ月程度だという。

ウシオ電機 <6925> は3月から、ウイルスを不活化する

「222ナノメートル紫外線殺菌・ウイルス不活化

ユニット」の開発に着手した。

カナミックネットワーク <3939> が4月から

医療機関や介護事業者、学校・保育施設、

飲食店向けに、コムラック(埼玉県三郷市)が

製造する屋内空間の紫外線殺菌装置

「UVCエアクリーンmanager」の販売を開始した。

スタンレー電気 <6923> は、殺菌能力が最も

高いとされる発光波長265ナノメートルの

深紫外線LEDの量産化技術を既に確立しており、

今後の展開が注目される。

まとめ

いかがでしたか?

「不活性化」に関する研究は着々と進んでおり、

各社も新製品を発表しております。

上記以外にも“豊田合成”“タカノ”“AGC”

“王子ホールディングス”他があります。

一日も早く。新型コロナに実用化してほしいものです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


スポンサーリンク