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重大災害で、多数の負傷者の救助の優先順位は、どうするのかと思っていたのですが、

新型コロナ感染症でも「医療崩壊」寸前の 場合は“選別”が必要なのです。

家族にとっては、とても受け入れられませんが、現実には、効率的であることには間違いないのです。

ここでは「トリアージとは?」 「新型コロナとトリアージの関係」 「トリアージ基準とは?」に迫ってみました。

Contents

トリアージとは?

トリアージとは、患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行うこと

語源は「選別」を意味するフランス語のトリアージュ(仏: triage)から来ているとする説が有力である。

救急事故現場において、患者の治療順位、救急搬送の順位、搬送先施設の決定などにおいて用いられる。

識別救急(しきべつきゅうきゅう)とも称する

救急搬送サービスでは?

「トリアージ」は災害医療等で、大事故、大規模災害 など多数の傷病者が発生した際の救命の順序を 決めるため、標準化が図られて分類されている。

最大効率を得るため、一般的に直接治療に関与しない専任の医療従事者が行うとされており、可能な限り何回も繰り返して行うことが奨励されている。

その判断基準は使用者・資格・対象と使用者の人数バランス・緊急度・対象場所の面積など、各要因によって異なってくる。

例えば玉突き衝突事故等の、一般的に複数個の救急隊が出場する事案では、隊と隊の間の意思疎通・情報共有のためにもトリアージタッグが使用される。

医療体制・設備を考慮しつつ、傷病者の重症度と緊急度によって分別し、治療や搬送先の順位を決定することである。

助かる見込みのない患者あるいは軽傷の患者よりも、処置を施すことで命を救える患者を優先するというものである。

日本では、阪神・淡路大震災以後知られるようになった。

平時では最大限の労力をもって救命処置され た結果、救命し社会復帰し得るような傷病者も、

人材・資材が相対的に著しく不足する状況では全く処置されず結果的に死亡する場合もあることが特徴である。

新型コロナ感染症のトリアージ病院は?

「新型コロナウイルス感染症に対する当院外来における対応について」を告示し病院ごとに決定しております。

🔸新型コロナウイルス感染症であることが疑われる患者さんに対し、

必要感染予防策を講じた上で 院内トリアージ実施基準に基づいて当該患者さん の診察を行います。

🔸院内トリアージとは 診察前に医療スタッフが症状等を伺い、 患者さんの緊急度を判定し、

より早期に 診察を要する患者さんから診療いたします。

というものです?

トリアージ実施基準とは?

日本で一般的に使われる手法はSTART法 (Simple Triage And Rapid Treatment)と呼ばれるものです。

この手法には5つのステップがあります。

① 歩行ができるかを確認する

②自発呼吸があるかを確認する

③呼吸回数を確認する

④血液の循環状態を確認する

⑤簡単な指示に応じるかを確認する

START法で一人あたりにかかる時間は だいたい30秒程度です。

この5つのステップで傷病者を4つの カテゴリーに判別します。

まとめ

 

新型コロナ感染症デア、医療崩壊を防ぐ ためにトリアージが採用されましたが、 重大災害でも、常用されていたのですね!

順位を決め、選別するのですが救助者は、胸が痛むことでしょうね!しかし、重要な判断には間違いないのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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