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「薄毛は大人の証」と言いますが、男性が、20歳を過ぎると徐々に髪の毛が薄くなってきます。

若いうちの薄毛は少々気になります。

ここでは「薄毛とは?」「抜け毛との違いは?」 「原因と対策」「サプリメント」

に迫ってみました。

Contents

「薄毛」と「抜け毛」との違いは?

一般的に男性の多くは、成長し、20歳の成人を迎えると、少しずつ頭髪が薄くなっていきます。

この生理現象を「男性型脱毛症」(AGA)といいます。

髪の毛が抜けること=薄毛というわけではありません。

薄毛とは、「寿命を終えた髪の毛が抜けた後に、新しい髪の毛が正常に生えてこない」状況になるということ。

髪の毛には、ヘアサイクル(毛周期)と呼ばれるある周期があり、一定期間成長した髪の毛はやがて自然に抜け落ち、新しい髪に生え替わるのです。

髪の毛が生まれてから死ぬ(抜ける)までの“寿命”は平均で2年~6年だと言われています。

頭髪全体の中で抜ける前の休止期に入っている髪の割合は全体の10%。

つまり髪の毛が約10万本ある場合、約3ヵ月の間に1万本、健全な髪と頭皮の状態の方の場合は、1日50~70本くらいは抜けるのが普通となります。

髪の毛が薄くなるとほんの少しの抜け毛が気になりますが、この程度であれば自然の範囲内。

余計な心配がストレスとなって薄毛を進行させないように注意したいですね。

 

「薄毛」の原因とは?

薄毛と言ってもその原因はさまざまで、大きくは次の4つに分類されています。

🔸 1つ目は、「遺伝的要素」を原因とするもの。

先に述べた男性ホルモン(テストステロン)と酵素(5αリダクターゼ)の2つを両親から一定以上多く受け継いでしまった場合、

この2つが過剰に結び付いて、脱毛ホルモン(DHT)が生まれやすくなります。  

確かに生まれ持った先天的な要因は 少なくありませんが、親が薄毛だからと 諦めてはいけません。

今では脱毛しやすい体質に合った正しいケアと対策によって、薄毛はかなりの 確率で予防することができます。

🔸 2つ目は「皮脂分泌過剰」

過度な皮脂は髪や頭皮に適度な潤いを与えたり、頭皮や毛穴を保護してくれる役割を持ちますが、

多すぎると皮脂と汗が混ざり合って毛穴を塞ぎ、新しくできた皮脂が毛穴の内側に溜まって固着力が 低下し、髪が抜けやすい状態になります。

🔸 3つ目は現代人の宿命とも言える「ストレス」

ストレスが自律神経やホルモンのバランスを 乱し、血流が悪化。 毛根に栄養分を十分運べなくなり、髪の毛が育たなくなります。

🔸4つ目は「血行不良」です。

偏った食事や睡眠不足などの不摂生、過度なダイエットにより、頭皮の血流が悪くなり、髪に栄養が行き渡りにくくなります。

もちろん、血流を悪くするたばこの ニコチンは薄毛の大敵ですよ。

薄毛対策にサプリメントは?

頭髪の薄さに悩んでいる人は多く、発毛効果のあるサプリメントを常用することで、髪を増やしたい人は少なくありません。

病院で処方される薬と違って、サプリメントは食品に分類されており、即座に効能が得られるわけではありません。

発毛の効果を実感できるようになるまでには、数ヶ月は継続して飲み続けることが必要になります。

同じサプリメントを継続して使うことで、体質が少しずつ変わっていき、発毛が可能な身体になっていくわけです。

日頃から頭髪の手入れをしっかり行いつつ、地肌の健康や血流に配慮しながら、サプリメントで発毛に効果的な成分を確保します。

亜鉛を摂取できるサプリメントや、ノコギリヤシのサプリメントを使うことで、発毛を促そうとしている人が大勢います。

身体に摂取したたんぱく質を髪にするために必要な物質が亜鉛であり、脱毛に関わる酵素の働きを弱める物質がノコギリヤシです。

効率的に栄養補給をするためには、ビタミンCや、クエン酸を積極的に補給するようにするといいでしょう。

サプリメントを飲んで発毛をサポートしたいときには、頭皮のマッサージも欠かさず行うのがポイントです。

抗酸化作用のあるものを摂取したり、禁煙など健康的な生活をすることで、活性酸素を減らすことは、発毛効果が期待できます。

髪を増やすだけでなく、身体を老いから守る効果もあるので、活性酸素を減らすことは大事です。

頭髪の減少を気にしている人は、発毛成分が配合されているサプリメントを使って、髪を育ててみるといいでしょう。

まとめ

 

「薄毛」は20代後半から目立ち始めます。

「白髪」は染めればいいのですが、「薄毛」は、 そうはいきません。

ここでは「薄毛とは?」「抜け毛との違いは?」「原因と対策」に迫ってみました。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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