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新型コロナウイルス感染症が日本各地で 急速に広がった2、3月は、例年は季節性インフルエンザが流行する時期だった。

この二つの感染症に同時に罹患(りかん) することはあるのだろうか?

誰でもが関心のある疑問です。

ここでは、「ウイルスの競合・干渉とは?」 に迫って見ました。

Contents

ウイルスの競合・干渉とは?

インフルエンザに感染すると、新型コロナ ウイルスに感染しなくなる。逆もしかりである。これをウイルス競合、 あるいはウイルス干渉と呼ぶ。

日本で死亡者が少ないのは、ウイルスの干渉による?

研究グループ(下記)によると、新型コロナウイルスには3つの型があるという。

S型、K型、G型だ。最初にS型が発生し、それが変異したものがK型。

武漢でさらに 変異した感染力の強い型がG型だ。

実は日本人が早期に新型コロナウイルスに感染していたため、インフルエンザにかからなかったというのが上久保教授らの見解だ。

日本政府が行っていた入国制限は、3月9日までは武漢からに限られていた。

その結果、S型とK型が武漢以外の中国全土から日本に流入・蔓延し、多くの日本人が 感染した。

日本人は、武漢で猛威をふるったG型が日本に到来する前に、すでに新型コロナウイルスの免疫ができていたということなのだ。

旧正月「春節」を含む昨年11月~今年 2月末の間に、184万人以上の中国人が 来日したともいわれている。

一方、アメリカやイタリアなどの欧米諸国は、中国からの渡航を日本よりも1カ月以上早い2月初旬より全面的に制限したため、

K型の流入は大幅に防がれた。一方、S型が広がっていた時期には渡航制限が無かったため、S型はかなり欧米に蔓延した。

 

(研究グループ:京都大学大学院医学研究科 上久保靖彦特定教授と、吉備国際大学 (岡山県)の高橋淳教授らの研究グループ)

ADEが怖い?

実は、S型に対する免疫はG型の感染を 予防する能力が乏しく、さらに、S型への 抗体には抗体依存性免疫増強(ADE)効果が あることが推測されている。

🔸「S型への抗体によるADE」と、

🔸「K型への細胞性免疫による感染予防が起こらなかったこと」の2つの理由により、欧米ではG型感染の重症化が起こり、致死率が上がったと いうわけだ。

日本は武漢以外の国からの入国制限を 始めるのが遅かったおかげで、K型への 集団免疫ができ、感染力や毒性の強い G型の感染を大幅に抑えることができた。

他国に比べて遅いと言われた入国制限のタイミングは、逆に感染予防に功を奏したのだ。

しかし、台湾やオーストラリアなどは早期に入国制限を行ったが、こういった 中国と関係があらゆる面で深い国々の 場合は、

武漢閉鎖時に反対に500万人の 流出があったのと同じような現象も起こり うるため、入国制限直前に多数の入国が あるかもしれない。

ネットの皆さんは?

🔸 インフルエンザに感染すると、新型コロナウイルスに感染しなくなる。逆もしかりである。

これをウイルス競合、あるいはウイルス干渉と呼ぶ。 えっそうなん?

🔸内容抜粋、インフルエンザに感染すると新型コロナウイルスに感染しなくなる。

逆もしかりである。これをウイルス競合、あるいはウイルス干渉と呼ぶ。

他の説。新型コロナは肺炎だけではなく、血栓が出来易くなるらしい。 アジア人は、比較的血栓が出来にくい人種らしい。 

🔸 もしこの話が本当だとすれば、コロナの ワクチンがどうのこうのではなく、インフルの予防接種受けておけば大丈夫ってことかいな?

まとめ

 新型コロナ感染症に関しては、

分からないことが多すぎますが、この「ウイルスの競合・干渉」の説は、少なからず、光明を与えてくれましやね!

さらに、実証されることを願っております。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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