新型コロナの「緊急事態」が解除されたが、 北九州市では“第2波”が襲っております。
過去の例から、死亡率は、第2波の方が高いと言われており心配されます。
ここでは、「最古プラズマ参戦省都は?」「新型コロナとの関係は?」 に迫ってみました。
Contents
マイコプラズマ感染症とは?
「マイコプラズマ」とは、医学上の専門用語 では「マイコプラズマ・ニューモニアエ」という名称の微生物であり、
バクテリアより小さく、ウィルスより大きく、細菌にもウィルスにもない特性を持っています。
「マイコプラズマ感染症」は、1984年と1988年に大流行したこともあり、4年おきに流行する「オリンピック熱」とも呼ばれており、
4年 サイクルの傾向があることが知られていますが、 現在は、夏季オリンピックが開催される年度 などを問わず1年を通じてみられ、
秋から春先 にかけて流行し始め、冬にやや増加する傾向が あります。
親密な病魔でありながら、普段活用されるペニシリン系やセフェム系の抗生剤が効かないために、
うっかり見過ごすといつまで経っても治らないばかりでなく、入院が 必要になることもあります。
マイコプラズマ肺炎の症状は?
「マイコプラズマ肺炎」とは、「マイコプラズマ」という病原体が肺に感染することによって起こる呼吸器感染症です。
マイコプラズマ肺炎に代表される肺炎は、「異型肺炎=普通とは違う肺炎」とも呼ば れます。
その理由は、重症で入院が必要となる他の細菌性肺炎の場合とは違って、レントゲン上の派手な肺炎の影の割には、
全身状態がそんなに悪くないことが多いからです。
従って、場合によっては、外来通院で治療可能な場合もあります。
※好発年令…幼時から成人まで幅広い年齢層で罹りますが、特に、学童期、青年期によくみられます。
幼児では、肺炎にまで進むことは少なく、風邪の症状くらいで治ることが多かったのですが、最近は、幼児でも肺炎がみられるようになってきました。
一度罹っても十分な免疫ができないため、何回も罹ることがあります。
マイコプラズマ感染症の症状は?
発熱や全身倦怠感(だるさ)、頭痛、頑固な咳などの症状がみられます。
咳は、少し遅れて始まることもあります。熱が下がった後も乾いた咳がしつこく 長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。
病初期には、乾いた咳ですが、次第に湿った痰のからむ咳に変わり、夜間にひどくなる頑固な咳が長く続きます。
肺炎を起こすことがあり、気管支喘息の方は、発作を誘発して胸がゼイゼイすることがあります。
細菌性肺炎は、小さい子供が罹るほど重症になりますが、マイコプラズマの場合、
不思議なことに、乳幼児は罹っても肺炎にならずに風邪で終わることが多く、年長児の方が肺炎になりやすいといわれています。
多くの人は、マイコプラズマに感染しても気管支炎ですみ、軽い症状が続きますが、一部の人、特に、体力の弱い小児や高齢者、
合併症のある人などは重症化することもありますので注意が必要です。
マイコプラズマ感染症と
新型コロナとの関係は?
「まだよくわかっていないウイルスなので多くの問題がありますが、新型コロナ感染症とよく似た症状を起こす他の病気、
例えば単なる風邪、インフルエンザ、 そしてマイコプラズマ肺炎との区分けが しっかり診察できず、
胸部X線写真や CT像からでも判断できないケースがある ことが問題の一つだと思います」
「特に、新型コロナ感染症の診断を困難にする原因と重症化させているのは、インフルエンザウイルスとマイコプラズマ、
そしてタバコですから、新型コロナ感染症ばかりを見ていると他の大きな波に足元をすくわれてしまいかねません」」
まとめ
新型コロナの第2波が危惧されております。
死亡率が、第2波の方が高くなると言われております。
「川崎病」や「マイコプラズマ感染症」との区別も 問題になりそうです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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