「情報通信機器を利用して時間や場所に とらわれない働き方をする」--。
いわゆるテレワークが今クローズアップされています 国内でも新型コロナウイルスの影響が拡大 していく中、
テレワークを推進する流れは、 大企業のみならず中小・ベンチャー企業にも 広がってきています。
ここでは、「テレワークとは?」 「テレワーク関連調査と今後」 に迫ってみました。
Contents
テレワークとは?
テレワークとは、情報通信技術
(ICT = Information and Communication Technology)
を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な 働き方のことです。
「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語です。
テレワークの形は?
テレワークは働く場所によって、
🔸自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、自宅にいて、会社とはパソコンとインターネット、電話、ファクスで連絡をとる働き方。
🔸モバイルワーク、 顧客先や移動中に、パソコンや携帯電話を 使う働き方。
🔸施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など) 勤務先以外のオフィススペースでパソコンなどを利用した働き方。
一社専用で社内LANがつながるスポットオフィス、専用サテライト、数社の共同サテライト、
レンタルオフィスなどの施設が利用され、都市企業は 郊外にサテライトを、地方企業は都心部にサテライト を置く。
の3つ分けられます。
テレワークが適している業務は?
• 妊娠・育児・介護などの理由、身体障害、あるいはケガなどにより、恒常的または一時的に通勤が困難な人: 常時在宅勤務主体(ほぼ毎日在宅勤務)
• 企画・総務・人事・経理などの管理部門、研究・開発部門の人: 部分在宅勤務主体(週に数日在宅勤務)、 出張時のモバイルワークも適する。
• 営業やSE、サポートサービスなどの顧客対応業務の人: モバイルワークが主体、部分在宅勤務も適する。
新型コロナ感染症で「テレワークの実施率は?」
【関東地方のテレワーク実施率】
🔸緊急事態宣言前(3月9日~15日)・・・・・ 19%
🔸緊急事態宣言発令中(4月10日~12日)・・・ 41%
🔸緊急事態宣言解除後(5月29日~6月2日)・・38% (▲ パーソル研究所調査)
実施経験の感想は?
🔸部下から見てよかった点は?
・家族がいるから上司の怒鳴り声が減少
・仕事姿が家族に見られて少しだけ尊敬されるようになった。
・化粧品のヘリが遅くなった。
🔸上司から見てよかった点は?
・電気代や交際費無駄な髪を削減できた
・オンライン会議など内容を簡単に録画できる
7割近い方々が、「今後もテレワークを続けたい」 と考えているようです。
テレワークの効率と定着の条件は?
🔸テレワークの効率は、(日本生産性本部調べ)
・上がった・・・・・7%
・やや上がった・・・27%
・やや下がった・・・41%
・下がった・・・・・25%
と、“下がった“と思ったがたが、66%にも上ったのです。
🔸テレワーク定着の条件は?
① 仕事の明確化
② 上司との信頼関係
③ 成果で評価
「日本の経営の良さは“阿吽の呼吸”で対面でやってきた。 これとどのように組み合わせていくかが課題なのです。」(守島基博教授・学習院大学経済学部)
まとめ
急激に取り入れた“新しい働き方”ではありますが、今後は定着していくと考えられて おります。
100%は無理としても、結構多数が今後も実行したいと思っているようです。
“近い地方に移住”する方も増えることが予想されます。
完全移住も視野に入っている方もおられるようです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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