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英国、オックスフォード大学が、「 ステロイド系抗炎症薬であるデキサメタゾンが 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症例の死亡を減少させることを公表した。

英国政府は緊急承認しました。

ここでは、「デキサメタゾンとは?」 「新型コロナへの効果は?」他国の反応」 に迫ってみました。

デキサメタゾンとは?

デキサメタゾン(英: Dexamethasone)は、ステロイド系抗炎症薬 (SAID) の一つである

炎症の原因に関係なく炎症反応・免疫反応を強力に抑制する。

急性炎症、慢性炎症、自己免疫疾患、アレルギー性疾患などの際に使用される。

内服薬の商品名デカドロン。ステロイド外用薬として使われ、 日本での格付けで5段階中2-3の ストロングとミディアムの医薬品がある。

デキサメタゾンは1957年に発見された。

WHO必須医薬品モデル・リストに収載 されている。

デキサメタゾンと新型コロナの関係は?

英オックスフォード大学の研究チーム によると、低用量のデキサメタゾンは 新型ウイルスとの戦いで画期的な 突破口になる。

新型コロナウイルスに対し、様々な 既存の治療法の効果を試す世界的 規模の臨床試験の一貫として、 デキサメタゾンが試された。

その結果、人工呼吸器を必要とする 重症患者の致死率が3割下がり、 酸素供給を必要とする患者の場合は 2割下がった。

新型ウイルスのパンデミック(世界的流行)の初期からイギリスでデキサメタゾンを治療に使用していた場合、最大5000人の命が救えたはずだと研究者たちは言う。

さらに、新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」の患者が多く出ている貧しい国にとっても、安価なデキサメタゾンを使う治療は大いに役立つと期待される。

イングランド首席医務官クリス・ウィッティー教授は、 「COVID-19にとってこれまでで一番重要な 臨床試験結果だ。

手に入りやすく安全でなじみのある薬によって、酸素供給や人工呼吸器が必要な人の致死率が大幅に下がった。(中略)

この発見が世界中で人命を救う」と評価した。

イギリス政府はデキサメタゾンを 新型コロナウイルスの治療薬として 緊急承認した。

WHOの方針と他国の反応は?

🔸抗炎症作用のあるステロイド剤「デキサメタゾン」が新型コロナウイルスの重症患者に有効だとする英大学の研究結果を受けて、

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は17日、治療の指針にデキサメタゾンの使用を盛り込む考えを明らかにした。

研究は詳細な検討を経ていないため、WHOは慎重に進めるとしている。

🔸イギリス政府は20万人分の投与量を備蓄しており、国民医療制度の 国民保健サービス(NHS)で患者への 使用を開始する方針を示した。

ボリス・ジョンソン英首相は「イギリス科学界の素晴らしい成果」 を歓迎し、「たとえ感染の第2波が来ても 備蓄が足りるよう、

数を確保するための 措置をとった」と述べた。

🔸韓国の保健当局者は、新型コロナ患者にデキサメタゾンを投与した場合、 副作用を引き起こすリスクを指摘した。

🔸米マサチューセッツ総合病院のキャスリン・ヒバートICU部長は、研究を評価するには詳細なデータを見る必要があると述べた。

どの患者にどの程度投与すればよいか見極めたいとしている。

まとめ

いかがでしたか?

新型コロナ関連の治療薬が、出始めました。

新しい効果が表れることを期待しております。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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