季節や環境、日々のストレス・・・。いま刺激に対して敏感に反応しがちな人が増えていると言います。
大人になっても、カラダはちょっとした刺激に 対して敏感に反応するもの。
不安定な日々にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、「アトピーとは?」 「アトピーの名前の由来」「アレルギーとの関係」
に概要に迫ってみました。」
Contents
アトピーとは?
アトピーとはアトピー性皮膚炎のことを言いますが、強いかゆみや湿疹などが出てきて良くなったり症状が悪くなったり、何度もぶり返したりする皮膚の病気です。
アレルギーのことをアトピーと呼んでいるのですが、数年前までは、乳幼児や赤ちゃんなどに多い病気として知られていたのですが、
今は大人でもなかなか治らない皮膚疾患としても 知られています。
アトピーの名前の由来は?
アトピーという名前ですが、なぜこの名前が付けられているのでしょうか。
アトピーという名前は、もともとは奇妙である、不思議なという意味があるのですが、ギリシャ語からつけられました。
アトピーは、アがついていることで、アトピーの 不思議なという意味を否定しているという ことになりますので、
結局は、アトピーと いうのは、これとは断言できない奇妙な、 皮膚炎という意味合いでつけられた名前です。
アトピー性皮膚炎という名前を付けたのは、アメリカ人の病院で働く医師で、1928年に付けられました。
ギリシャ語では、原因不明の、不思議なと いった意味のある皮膚炎ということになります。
アトピーというのは、体の外からはいってきた抗原を体が異物だと思って排除して、免疫機能が働きます。
これがアトピー性皮膚炎として発症することになるのです。
皮膚に症状が出る人もいれば、咳などの症状が出る人もいますから、色々ですが、
アトピー性皮膚炎の人というのは、何かアレルギーがあるということになるのです。
アトピー性皮膚炎になっている人は、ですから何か食べ物や物質などにアレルギーがあることになります。
アトピーとアレルギーの関係は?
アトピー性皮膚炎では、皮膚の“バリア機能”(外界のさまざまな刺激、乾燥などから体の内部を保護する機能)が低下していることが分かっています。
そのため、外から抗原や刺激が入りやすくなっており、これらが免疫細胞と結びつき、アレルギー性の炎症を引き起こします。
また、かゆみを感じる神経が皮膚の表面まで伸びてきて、かゆみを感じやすい状態となっており、
掻くことによりさらにバリア機能が低下するという悪循環に陥ってしまいます。
かつては、食物アレルギーがある子がアトピー性皮膚炎を発症すると考えられていました。
しかし近年は、湿疹がありバリア機能が低下している皮膚から食物が入り込むことによって、食物アレルギーが発症するという仕組みが分かってきました。
アトピー性皮膚炎の検査は?
アトピー性皮膚炎の状態を把握する手がかりとして、血液検査を行います。
アトピー性皮膚炎に特有の血液検査として、TARCという皮膚の細胞から作られる物質の量を検査するものがあります。
これは、湿疹が悪化すると高くなり、良く なると低くなるという特徴があり、アトピー性 皮膚炎の状態を表す指標として用いられます。
また、特異的IgE抗体検査を行うことにより、ダニやカビ、ペットなど、以下の悪化要因がどのように関わっているかを検討します。
まとめ
ここでは「アトピーとは?」から始め、以後は、「アトピー関連情報を発信」していきます。
参考になることを期待しております。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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