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東京都では2日、新型コロナウイルスの 感染者が新たに107人確認された。

1日での100人超えは、5月2日の 154人以来、2か月ぶり。 小池百合子知事は緊急記者会見を行い、 「感染拡大要警戒の段階にある」と 危機感を強めた。

ここでは「感染拡大要警戒とは?」 「東京都の実態は?」 に迫ってみました。

感染拡大要警戒とは?

この日、政府による緊急事態宣言解除後で最多の107人の感染者が確認され、

小池氏は「感染拡大要警戒の段階にあると認識している」と厳しい表情で述べた。

都はこの日、従来の「東京アラート」を改定して新たに設定した7指標に基づき、4段階に分けた警戒度を発表。

1日時点で、「感染状況」は警戒度が2番目に高い「感染が拡大しつつある」、「医療提供態勢」は3段階目の「態勢強化の準備が必要」と位置づけた。

東京都の実態は?

都内で1日あたりの新規感染が100人を超すのは154人となった5月2日以来、2カ月ぶり。

20~30代が71人で、感染経路が不明のケースは45人だった。

小池知事は2日の記者会見で感染拡大への警戒感を改めて強調した。

夜の繁華街への外出を控えるよう呼びかけ、接客飲食業の従業員らに検査を受けることを促した。

休業要請については

「東京全体で休業するよりは

(感染が発生している) 特定の地域や

業態がわかっているので、 そこに対して

明確なメッセージを出し、

お願いをしていきたい」

と述べた。

都はこれまで、感染者が週平均で1日あたり 50人以上などになれば店舗や施設に休業を 再要請する基準を示していた。

週平均の新規感染者は7月2日時点で65.3人で、同基準であれば休業を要請しても おかしくないレベルだ。休業要請に踏み込まないのは、

感染状況より 医療提供体制を重視する方針に転換したからだ。

都は1日から新たなモニタリング指標を試行。

全7項目のうち感染状況に関する部分が3項目に対し、入院患者数など医療提供体制を4項目にした。

首都圏では都内が感染経路とみられるケースが増えており、予断を許さない。

6月19日には県境をまたぐ移動の自粛が解除された。

潜伏期間を考慮すると、この後に感染した 人が最近発症している可能性が高い。

東京で初めて100人を超えた4月4日との比較は?

まとめ

 

1日の感染者が104人に増えて、予断を許さない状況です。

小池知事は、休業要請については、

「現在はウイズコロナの段階。

経済社会活動と感染拡大防止を日本立てで

進めている。休業要請に戻るのは 好ましくない。」

と述べたのです。

今後の推移を注視し、経済との両立をいかにして立てていくか?的確な処置が 望まれます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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