東京都の新型コロナの感染者数の増加が止まりません!
東大先端科学技術研究センターの 児玉龍彦名誉教授は、 「東京がエピセンター(震源地)化する」と警告したのです。
ここでは、「エピセンターとは?」「東京都の実態と児玉先生の提言は?」に迫ってみました。
Contents
エピセンターとは
エピセンターとは、発生源、中心地、 震源地などという意味で、児玉氏の訴えは、
「東京型」「埼玉型」などのウイルスの型が 発生している可能性を指摘し、東京発の感染のさらなる拡大に警鐘を鳴らすものだった。
英語では、[epicenter]と著わし、
(1)【地】震央.地震の震源地.
(2)中枢.中核.中心部分. の意味である。
東京の実態は?
新型コロナウイルスの遺伝情報を調べた結果、 第1波は「中国・武漢型」、
第2波は 「イタリア・アメリカ型」、そして現在は 「東京型・埼玉型」となっているという。
つまり、今度は外からでなく、東京の内側が感染の中心になりつつあるということだ。
児玉教授は 東京都では過去最多となる293人の 感染を確認。
「東京の中に今エピセンター(震源地) が
形成されつつある。 エピセンター化して
しまったら、 劇場も電車も危険になって
しまう。 これを国の総力をあげて止めないと、
ミラノ、ニューヨークの二の舞になる」
と懸念を示した。
そして児玉氏は、総力で対策を打たないと、「来週は大変になる。来月は目を覆うようなことになる」と危機感をあらわにし、
政府・国会・民間など総力をあげての対策を求めた。
児玉教授の提言は?
新型コロナウィルスは、変異のスピードが速く、武漢型、欧米型など次々進化している。
既に東京型・埼玉型となっていると言う。全国一律に緊急事態宣言を出したり、感染防止の一律のガイドラインはあり得ない。
エピセンター(epicenter 発生源):感染地域と 非感染地域に分けて対応すべきと。
感染して無症状の人が感染源となって感染を広げていくのを防がなくてはならない。
日本がやってきたことは100年前のスペイン風邪対応と同じ。
今は遺伝子工学、計測科学、情報科学などからなる精密医療の時代で考え方を変えないといけない。
厚生省、文科省と別れていては限界がある、直ちに法整備をしてワンストップで判断できる機関を作るべき。
1. 徹底的にPCR検査を行い、感染地域(エピセンター)か非感染地域か見極める。
2. PCR検査は、医療関係者にやらせない。
病院などは医療活動に専念する。全国の大学や民間機関でPCR検査はいくらでもできる。
韓国は20万人(宗教関係者の集まりが20万人規模)、シンガポールは30万人(外国人労働者のチェック) などやっていて日本もすぐやれる。
検査時間は1人1分で出来ると児玉先生は言う。
3. 感染者の保護をしっかりやる。自宅待機も 環境を整えれば良い。
4. 新宿はエピセンターレベル。
感染率が20~30%は危険レベル。全国を感染地域と非感染地域に分けてガイドラインを設ける。
全国一律の移動自粛とかあり得ない。感染の度合いによって規制は変わってくる。
例えば、感染レベルが低い前提でマスク、3密防止で電車通勤や飲食店も許されるが、 エピセンターレベルでは交通機関、飲食店、 劇場など危ない。
5. 全国一律のStay Homeは必要ない。
地域の汚染度によって規制レベルを変えればよい。感染者が出たら規制レベルを上げる。例えば移動するならPCR検査をしてやれば良い。
<h2>児玉龍彦教授</h2>
- 名前:児玉龍彦(こだまたつひこ)
- 生年月日:1953年3月22日(67歳)
- 出身地:
- 学歴:東京大学医学部を卒業
- 職業:医学者、生物学者。東京大学先端科学技術研究センター名誉教授。
- 主な受賞歴:1997年・東京テクノ・フォーラム21「ゴールド・メダル賞」1998年:エルウィン・フォン・ベルツ賞
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まとめ
東京は、大変なことになるような、“衝撃的提言” です。
5つの提言がありますが、政府・東京都はどのように採用していくのでしょうか?
大変心配になりました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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