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ロート製薬は、2020年6月23日、国内で肝硬変を対象に開発中の他家脂肪組織 由来間葉系幹細胞(開発番号:ADR-001)について、

国内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19) による重症肺炎を対象とした企業治験を行うと発表した。

2020年6月末にも治験届を提出し、2020年8月にも治験を開始する。

ここでは「幹細胞とは?」 「新型コロナ感染症への適用は?」 に迫ってみました。

幹細胞とは?

私たちの身体のなかには、皮膚や血液のように、ひとつひとつの細胞の寿命が短い細胞も多く存在します。

その絶えず入れ替わり続ける組織を保つために、 私たちは失われた細胞を再び生み出して補充する 能力を持った細胞を持っています。

また、組織が怪我をしたりダメージを受けたり したときも失われた組織を補充する能力を持った 細胞が必要となります。

こうした能力を持つ細胞を「幹細胞」と呼びます。

この「幹細胞」がいるから私たちは受精卵から成長し、 また大人になってからも日々の身体を維持できるのです。

幹細胞と呼ばれるには、次の二つの能力が不可欠です。

1つは、皮膚、赤血球、血小板など、わたしたちのからだをつくるさまざまな細胞に変化する能力

【分化能】

もう1つは自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができる、つまり幹細胞が幹細胞に分身する能力【自己複製能】です。

幹細胞と新型コロナの関係は?

 

新型コロナの重症化には、サイトカインが制御 不能となって放出され続けるサイトカインストーム が関係されていると指摘されており、

幹細胞の 投与により、これを抑制することで症状を改善 することが期待される。

まずは、6例を予定症例数として、安全性を主要 評価項目に据えた治験に着手する考えで、 今月中にも治験届を提出する見通しだ。

ロート製薬の山田邦雄代表取締役会長は、「将来多くの皆様方にお届けできるように安定 した品質で大量に生産できることを目指し、

自動培養装置のラインの研究も進め、実用化している」と述べ、生産にも力を入れていることを強調した。

治験に用いる「ADR-001」は、人の脂肪から培養 した他家間葉系幹細胞を構成成分とする細胞製剤。

現在肝硬変患者を対象に臨床試験を実施中で、 すでに第1相臨床試験を終え、安全性データを集積しているという。

原材料の調達から生産を国内で行う。

重症の新型コロナ患者に対し、国産の製剤を用いた治験は初めてとなる。

新型コロナウイルスに対する間葉系細胞の有用性 を検討する臨床試験は世界各地で実施されており、

米国では大規模臨床試験が開始されるなど、 注目が集まっている。

まとめ

いかがでしたか?

ロート製薬が発表しましたが、大いに期待されます。

中国でも研究が進められております。

日本の成果が速く実ることを祈っております。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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