現在世界中で恐れられている新型コロナウイルス の第2波。
実際に、韓国や中国の武漢では経済活動再開後に 再び集団感染が報告され、新型コロナウイルス 第2波に対して警戒をしています。
「第2波」の定義が明確ではありませんが、
ここでは、「新型コロナウイルスの第2波とは?」 「第2波襲来の過去の例は??」 「日本の現在(8月)の感染者数は?第2波か?」
に迫ってみました。
Contents
新型コロナ第2波とは?
日本における新型コロナウイルスの第1波は3月末から4月中旬であったと厚生労働省は見ています。
その後、4月下旬から5月初旬にかけて日本へ帰国してきた方が、アメリカ経由で侵入させてしまった新型コロナウイルスが日本国内に拡散しており、
これが第2波だったのではないかという見方が強まっています。
つまり、日本における第2波はすでに起こっていたというのが厚生労働省の見方です。
ですが、今後経済活動が再開した際に、中国や韓国と同様に集団感染をおこし、また新たな波が起こることが懸念をされています。
要するに「第1波」が収まった後にくる「感染拡大=第2波」なのです。
当初は、秋から冬にかけて「第2波」襲来とみて いたのですが、すでに、“襲来?”“今が第2波?” どちらなのでしょうか?
感染症学会理事長の見解は?
新型コロナウイルス感染症の国内の流行状況について、日本感染症学会の舘田一博理事長は19日、「第2波の真っただ中にいる」との認識を示した。
東京都内で開かれた同学会の学術集会で述べた。舘田氏は、東京都や全国の感染者数を踏まえ、
「ピークを越えたように見えるが、再上昇がないか注意してみないといけない」と指摘。
世界の感染者数や死者数についても「ますます増えていく」と話した。第1波より国内で死者数が比較的抑えられている要因については、
高齢者の割合が少なく、治療法が進歩したほか、ウイルスが変異した可能性も検討すべきだとした。
第2波襲来の過去の例は?
🔸【スペインかぜ】
1918年に、アメリカで流行開始。主に、春に第1波、秋に第2波、 冬から 翌年にかけて第3波が襲来した。
このうち、第2波がもっとも大きく、世界中に破滅的な大惨事をもたらした。
🔸【アジアかぜ】
1957年に、感染が拡大。春に第1波、11月以降に第2波が襲来。
このときも、第2波のほうが大きな被害をもたらした。
夏季にも感染は続いていて、秋の学校再開とともに、それが拡大したものと考えられている。
🔸【香港かぜ】
1968~69年に第1波、1969~70年に第2波が起こった。
アメリカとカナダでは、死亡者の大半が第1波で発生。
ヨーロッパ、アジア諸国では、第2波で多く発生した。
2つの波の間にウイルスの変異が発生して、地域ごとに感染率が違ったことが原因とみられている。
🔸新型コロナでは? 専門家の間では、新型コロナの第2波襲来 を確実視する見方が広がっている。
スペインかぜやアジアかぜのように、2020年秋から冬に、第1波を上回る第2波が襲来する。
そして、2021年以降も小さな波がやって 来るという。
何としてもこの第2波を避けたいところだろう。
大きな第2波の襲来は、生活や社会経済活動を止めてしまう恐れがあるのです。
日本の現在(8月)の感染者数は?第2波か?
以下の図のごとくです。
山が起きくなっていることが明らかです。
すなわち感染拡大の山⇒2つ目が“第2波”であることは明らかです。
まとめ
政府は、“第2波”と認めませんが、定義は、明らかで“2回目の山”なのです。
正しい評価をしないと、間違う恐れがあります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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