政府は、2020年観光白書で新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら旅行需要を回復させるための課題として、休暇の取得推進や時期の分散をあげた。
少人数の滞在型など新しい旅行スタイルの普及も掲げた。
新型コロナとどんな関係があるのでしょうか?
ここでは、「ブレジャーとは?」「新型コロナとの関係は?」「外国では?」に迫ってみました。
ブレジャーとは?
ブレジャーとは、業務での出張先で、滞在を延長するなどして、業務の後に旅行(レジャー)も楽しむこと。
英語の business(仕事)と leisure(余暇・休息)を合成した語である。
ブリージャーともいう。
日本語では「出張休暇」と訳されることもある。
出張の前後で休暇を取得し、出張先で個人旅行を楽しむというスタイルです。
日本ではあまりなじみのない言葉ですが、欧米諸国では数年前から取り入れられています。
出張に係る費用は会社負担となり、個人での負担は純粋に個人旅行として使用した追加の交通費と宿泊費になります。
憂鬱であった出張がブレジャーによりリフレッシュする機会も加味され、仕事へのモチベーション向上、パフォーマンスの向上につながる期待効果があります。
また、2019年4月から年間5日以上の有給休暇の取得が義務付けられていますが、ブレジャー制度の導入により有給休暇取得促進につなげることも可能です。
ブレジャーと新型コロナの関係は?
観光業はコロナ禍で大きな打撃を受けている。
4月の訪日客数は前年同月比99.9%減と、ほぼゼロまで落ち込んだ。
4月末時点の調査では宿泊事業者の9割が5月、6月の予約が7~9割減る見込みと回答した。
新型コロナウイルスの影響により、大きな影響を受けている国立・国定公園におけるツアーや宿泊等の事業者などに対し、
コロナ収束後を見据えたツアー準備等に取り組むことで、関係事業者の雇用を維持・確保するとともに、
魅力的なツアー等による旅行者数の増加、地域経済の活性化を目指していく。
外国では?
日本でのブレジャーの認知度はまだまだ低いのが現状ですが、欧米諸国ではすでに多くの人々が利用したことがあり、メジャーなものとなりつつあります。
出張規定にも記載されており、一例として、出張に家族を同伴して良いという企業があったり、
2週間の長い休暇を取得して家族と一緒に楽しむこともあります。
まとめ
日本の“企業戦士”の在り方はとはなじみが少ないですが、新時代の、アフターコロナを生き抜くためには、考え方を変える必要があります。
注意しなければならないのは、公務とレジャーの分け方を明確にする必要があります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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