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新型コロナウイルスの感染拡大で、「分散型社会」さらに遠隔診療やオンライン教育の重要性が高まっており、

テレワークを推し進めることが東京一極集中の解消につながります。

人工知能(AI)など先端技術を活用した街づくりを目指す「スーパーシティ」構想に期待が高まっております。

関心を示す自治体が50以上にも達しております。

ここでは、「スーパーシティとは?」「スマートシティとの違いは?」「新型コロナとの関係は?」

に迫ってみました。

スーパーシティとは?

スーパーシティとは、AIやビックデータを活用し、社会のあり方を根本から変える未来都市設計の動きが国際的に進展していることを鑑み、

第四次産業革命を体現する世界最先端都市の創生を目指して内閣府が基本コンセプトの取りまとめている構想です。

先端テクノロジーを実証・実装するだけではなく、数多くの成長戦略プロジェクトを包括的に連動させ、

国民にとって「より良い社会生活」を実現する、未来都市の「ショーケース」作りを目指しています。

もっと簡単に説明すると、国民の都市生活に必要な数多くのインフラやサービスを効率的かつ合理的に運用できる「共通プラットフォームを作ろう!」という考え方である。

スーパーシティとスマートシティの違いは?

スマートシティとは、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の先端技術を用いて、

基礎インフラと生活インフラ・サービスを効率的に管理・運営し、環境に配慮しながら、 人々の生活の質を高め、継続的な経済発展を目的とした新しい都市のことだ。

スマートシティは、「私たちヒトの暮らしが、環境に配慮しながらもっと良くなるには?」を中心に考えると想像しやすいだろう。

🔸例えば、家が自分で考え電気量をコントロールし自家発電してくれれば、効率的に節電ができ、余った電力を隣の家に提供することもできる。

🔸自動運転カーが広まれば、今まで渋滞でイライラしていた車中の時間を活用し、仮眠を取ったり仕事を進めたりすることができる。

🔸家やクルマなどの生活インフラと、電気・ガス・水道などの基礎インフラという都市全体がインターネットで繋がることで、効率的な都市の管理ができ行政サービスの向上も見込まれる。

🔸そして、この流れは多くのビジネスチャンスが生まれるため、経済も発展していく。

スーパーシティ構想は「技術の先進性」を競い合うのではなく、「住民の参画」で浮き彫りとなった「根深い問題」を、

早期解決に導くITテクノロジーを「実装」し、地方の生活水準を上げ「脱都市化」を図り、継続的な経済発展を目指していく取り組みです。

IT技術の進化という、未来都市創生の手段が「目的化」しつつあるスマートシティ構想と異なり、 基本コンセプトが網羅されたスーパーシティが誕生すれば、我々の生活は劇的に変化するでしょう。

まとめ

新型コロナの感染が、「スーパーシティ」構想を押し上げております。

先進国である日本には、どのように対応させるかがこれからの議論になっていくことでしょう?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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