アトピー性皮膚炎とは、顔や耳の周り・首や関節の内側など皮膚の薄いところを中心に、乾燥したり、
逆にじくじくしてただれたようになってしまう病気です。
現代では大人になっても治らない人や、大人になってからアトピー性皮膚炎にかかる人が増えているのです。
ここでは、「大人のアトピーの子供との違いと特徴は?」「大人のアトピーの治療法は?」
に迫ってみました。
大人のアトピーが子供との違いと特徴は?
大人アトピーというのは、子供のころのアトピーとは何が違っているのでしょうか。
まず、大人アトピーは子供のころに出来るアトピーとは原因が違っています。
子供のころのアトピー原因に多いのが、食べ物による原因が多かったのですが、大人のアトピーとは原因が違っています。
大人のアトピーの場合には、ダニ、ほこりなどの部屋の環境などが原因でアトピーになるということが多いと言われています。
子どものときなら、体質が変わったり、アレルギーとなっている食べ物を避ければ、アトピーの症状を軽減させることなどが可能でしたが、
大人の場合のダニやほこりを完全になくすことは難しいですから、なかなかアトピーの症状が引かないというのが特徴です。
他にも大人アトピーというのは、湿疹が赤くなって盛り上がってしまうという症状が出るのが特徴です。
子どものころの湿疹は、ステロイドを使えば、比較的コントロールできたり、内服薬を飲めばコントールが可能でしたが、
大人アトピーの場合には、こちらもなかなか調整するのが難しいというのも特徴です。
大人のアトピーの治療は?
大人になってからのアトピーは、子供のころのアトピーと比べると、少し厄介で、なかなか治りにくいという特徴もありますから、
早めに治療を受けて、体質を改善するなどして、対処したほうがいいでしょう。
アトピー性皮膚炎は病院から処方される薬だけでなく、毎日の生活を見直し、アトピー性皮膚炎の原因となっているものをできるだけ避けることが大切です。
そのため、
■皮膚の清潔を保ち、汗などの汚れはそのままにしない
■下着の素材は柔らかいものにするなど、患部を刺激したり、かゆみを感じない素材にする
■保湿をしっかり行い、乾燥を防ぐ
■部屋を清潔に保ち、掃除をこまめに行う
■睡眠をしっかりとる
■栄養バランスの良い食事を摂る
■ 積極的に気分転換やリラクゼーションを取り入れる など、
生活環境を見直し、清潔を保つことが病気の発症・症状の軽減の対策になります。
ごく当たり前のようですが、大人になると仕事やプライベートで忙しくなるため、これらのことに気をつけて生活していくのは難しいこともあります。
まずは、実践しやすいものから少しずつ生活に取り入れて、習慣にしていきましょう。
さらに、アトピーは、体質を改善すればすぐには無理でも自然に改善できると思いますので、早めの治療などがいいでしょう。
専門の医師に診てもらうのもお勧めです。
まとめ
子供のアトピーは、本当にかわいそうですが、大人のアトピーも厄介ですね!
部屋を清潔に保と、体質改善に努めてください。
何より、専門の医師に相談することですね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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