新型コロナウイルス一色の2020年は、あとひと月を残すだけとなった。
COVID-19パンデミックは、今、これまでで最も厳しい局面を迎えている。
第3次の波が到来し、大阪では医療崩壊の危機に直面しております。
「ハンマー&ダンス」がただしかったのか?
ここでは、「ハンマー&ダンスとは?」「ブログ・天声人語の表現は?」
に迫ってみました。
ハンマー&ダンスとは?
ハンマー&ダンスとは、2020年に流行した新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の感染者数が増加している時は、
休業要請や不要不急の外出自粛要請といったハンマーで叩くような強い施策を行い、減少している時はダンスを踊るような緩やかな施策を行うという考え方である。
フランスのトーマス・プエヨ(Tomas Pueyo)が提唱した。
ハンマー&ダンスは、1人の感染者が何人に感染させるかを表す「実効再生産数(R)」に注目し、ハンマーの時期とダンスの時期を分ける。
ちなみに新型コロナウィルスのR値は約2.5であるとされる。
ハンマー&ダンスの考え方では、新型コロナウィルスが流行している時は実効再生産数を0.5まで下げることが必要としている。
つまり、人との接触機会を80%(1-0.5÷2.5=0.8)減らさなければならないということになる。
一方、ダンスの時期においては、実効再生産数が1を超えないようにすることが求められている。
つまり、人との接触機会を60%(1-1÷2.5=0.6)以上減らさなければならないということになる。
朝日新聞「天声人語」が取り上げた?
🔸Gooブログの一説は以下です。
朝日新聞「天声人語」に新型コロナウィルスへの構えとして「ハンマー&ダンス」のことが載っていた。
移動制限など強力な対策をハンマーに例え、制限解除で経済活動を促すことをダンスに例えたアメリカ発の言い回しだ。
「ハンマー&ダンス」で感染防止と経済活動をバランスよく両立させていく難しさを表現しているように思える。
まだ今のところ日本の「ハンマー&ダンス」のバランスはそれほど悪くはないけど、油断はできない。
気を引き締めて感染防止に努めなくてはいけない。
🔸朝日天声人語は以下です。
「ハンマー&ダンス」はアメリカ発の言い回し。 新型コロナウイルスに対して、強力な対策を打ち出すことを“ハンマーを打ち下ろす” 事にたとえた。
「ウイルスをガツンと叩く感じだ!」 そして少し落ち着いたら、感染防止が落ち着いたら、経済活動を再開させる。
いわばウイルスとダンスをするようなもの? だから「ハンマーとダンス」、様子をうかがいながら両方を使い分ける。
これが曲者なのだ! この方法では、“成功”は期待が薄いことは、中国(武漢)、ニュージランドの例からも明らかなのです。
まとめ
“ハンマー&ダンス”とはよく言ったものです。
果たして新型コロナウイルスに勝てるか?目が離せません!!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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