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寒い冬は早く終わって欲しいものの、春はツラーイ花粉症の季節。 今年のスギ花粉、例年より飛散量多くなると予想されています。

花粉症から逃れるために、沖縄旅行に行ったり、沖縄に移住する人もいると思います。

しかしなぜ沖縄には花粉症がないのでしょうか?

ここでは、「沖縄には花粉症がない理由とスギ・ヒノキは?」「泡盛で花粉症対策」と「休眠打破は?」

に迫ってみました。

Contents

沖縄には花粉症がないの?

花粉症に悩む人がいま沖縄に移住しているといわれていますがご存知でしたか?

花粉症対策で沖縄に移住?と思った人もいるかもしれませんが、実は沖縄というのは花粉症がありません。

なぜ沖縄に花粉症がないのか、それは沖縄には杉がないからです。

それだけでなく他の花粉についても、本土に比べれば、飛散が少ないといわれていますから、沖縄へ行けば辛い花粉症ともおさらばできるというわけですね。

確かに妹が沖縄に嫁いだのですが、いつも花粉症に悩まされている彼女も、最初の年に、花粉症の症状が出なかったことに気がついていました。

やっぱり沖縄は花粉がないのかもしれませんね。

ですから最近は花粉症で悩んでいる人たちが、 沖縄に第二の家を購入したり、定年でリタイアした人たちが沖縄に移り住んでいるという話もありますよ。

花粉症に悩んでいる人は、一度沖縄の不動産情報もチェックしてみてもいいかもしれませんね。

他にも沖縄で有名な泡盛りというお酒がありますが、このお酒、実はアレルギーを抑える効果もあるんだとか。

それが花粉症のアレルギーにも効果があるといわれていますから、それならきっと花粉症で悩む人が少ない理由がわかりますね。

花粉症で悩んでいる人は沖縄に注目です。

なぜ沖縄に「スギ」「ヒノキ」がないの?

沖縄は本土と違った独特な木が多く、スギやヒノキは植えられていないとよく言われますが、実はスギもヒノキも沖縄にも植えられているそうです。

ただ、圧倒的にその数は少なく、沖縄県の森林面積の約0.3%しか、スギやヒノキは植えられていないそうです。

ちなみに東京都は、森林面積の約40%がスギやヒノキだそう。

しかも東京はコンクリートジャングル。都心の地面はコンクリートやアスファルトで覆われているため、

遠くから飛んできた花粉が地面に落ちて再び舞い上がる「再飛散」が大きな問題なのです。

ではなぜ沖縄にはスギやヒノキが少ないのか?それは、戦後の復旧方法が沖縄と本土とでは違ったからのようです。

戦後、焼け野原となった日本は、政府の指導で成長が早いスギを植林して、たくさんの資源確保に乗り出したと言われていますが、

沖縄県はそのころアメリカに統治されていたので、日本政府がスギの植林を進めていた時代、沖縄県は対象外でした。

なのでスギやヒノキの植林が、ほとんど行われていなかったのです。

泡盛で花粉症対策?

以前、石垣島の請福酒造の泡盛「請福ファンシー」が花粉症軽減に効果がある!といわれていた「請福ファンシー騒動」をご存知でしょうか?

そもそも泡盛であるこの請福が 「花粉症軽減に効果がある」と言われだしたのは、

当時、 花粉症に悩んでいた呉羽化学工業の社員が、石垣島土産で購入した「請福ファンシー」を飲んだところ、

花粉症の症状が軽減したという事に基づき、 呉羽化学工業が数年間に渡り研究した結果を元に、

特許庁へ実用新案として『泡盛の抗アレルギー有効成分としての利用』とした特許出願(特許出願平8-153162、特許公開平315987)をしたことが発端です。

花粉症の成人男性が自覚症状発症後、三日後から15mlを朝夕服用させ効果を計った調査で 『抗アレルギー有効成分として利用できる事を見出した』

との結果を報告しましたが、 呉羽化学工業では1996年の出願以降、研究を中止しており、有効な成分が特定されないままになっているとの事。残念!

「休眠打破」とは?

細く高く育つスギの木は、沖縄の台風に耐えにくいともいわれています。

そして沖縄のスギやヒノキは、「休眠打破」になりにくいので花粉が飛ばないともいわれています。

ちなみに「休眠打破」とは、熊やリスなどの動物は、寒い冬には冬眠して、暖かくなる春頃に目覚めますが、植物にも似たような現象が起こるそうです。

気温が低くなると休眠し、暖かくなると休眠から覚める。これを「休眠打破」といいます。

そして、スギが花粉を飛ばすには、この「休眠打破」の状態が不可欠で、「休眠打破」が起こらなければ基本的に花粉は飛ばないといわれています。

年中、気温が高い沖縄では、そもそも「休眠打破」しにくい事から、固体差があるので絶対とはいえませんが、

花粉が飛ばない、もしくは花粉の飛ぶ量が少ないという事なんでしょうね。

まとめ

 

沖縄では、花粉症がないことは初めて知りました。

「休眠打破」現象も影響しているようで、花粉症が激しい方は、 移住することも一案ですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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