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新型コロナに対応するワクチン接種が始まっております。

しかし、世界では、猛威を振るうさまざまな変異株とワクチン接種のせめぎ合いとなっている。

接種が急がれているワクチンは、変異株に対しても有効なのだろうか。

ここでは、「免疫逃避とは?」「ワクチンの「免疫逃避」への効果?変異ウイルスの広がりは?忽那賢志医師のWiki経歴も

に迫ってみました。

免疫逃避とは?

 

ヒトが獲得した免疫が効きにくくなることで「逃避変異」という。

「ブラジル型、南アフリカ型には『免疫逃避』という変異が入っています。

ヒトが感染すると新型コロナウイルスの抗体ができます。

これは従来のウイルスが持つ『スパイクタンパク』という部分にピッタリはまって、ヒトの細胞に入り込むのを防ぎます。

しかし、『免疫逃避』という変異は、スパイクタンパクの部分が変形することで、抗体がピッタリとはまらなくなって、その間にヒトの細胞に入ってしまいます。

ですので、一度感染して体内に抗体ができている人でも再び感染する可能性があると言われています。

さらに、今使われているワクチンは、従来型のスパイクタンパクに対する抗体が作られていますので、変異型にはピッタリとはまらなくなってきています。

「南アフリカ型は、ワクチンの効果が薄れる可能性があると言われています。ブラジル型についても、今まで新型コロナウイルスに感染した人も、再び感染してしまうという報告も出てきています」

(国立国際医療研究センターの忽那賢志医師談)

現ワクチンは「免疫逃避」に効果があるか?

英国、南アフリカ、ブラジルでそれぞれ検出された新たな変異株は、ウイルスが細胞に侵入する際に重要なスパイクたんぱく質に変異をもっている。

なかでも南アフリカとブラジルで検出された新型コロナウイルスの変異株は、再感染リスクを高める可能性がある。

これらの変異株にはウイルスが既存の中和抗体に抵抗する免疫逃避がみられるからだ。

ファイザーとビオンテックは、共同開発したmRNAワクチンが英国の変異株に対しては有効としながらも、

南アフリカの変異株に対する有効性はわずかに低くなると発表している。

モデルナのワクチンも同様で、ワクチン接種者の血清を使用した中和試験では英国および南アフリカを含むすべての変異株に対する中和力価が測定されたが、

南アフリカの変異株に対しては中和力価が低下したことを報告している。

モデルナはこの変異株に特異的なブースターの開発を進め、米国での第I相臨床試験を予定している。

翌日、ファイザーとビオンテックも変異株に対抗するブースターを開発すると公表した。

ファイザーとビオンテック、そしてモデルナのmRNAワクチンプラットフォームは、それぞれ変異株にも柔軟に対処でき、短期間でワクチンを調整できるという。

「南アフリカ型は、ワクチンの効果が薄れる可能性があると言われています。

ブラジル型についても、今まで新型コロナウイルスに感染した人も、再び感染してしまうという報告も出てきています」

(国立国際医療研究センターの忽那賢志医師談)

 

変異ウイルスの広がりについて

「私自身もイギリス・ブラジルの変異株の患者さんを診てきていますが、今のところ、重症化した患者さんはいません。

ただ、感染力が強いということは、感染者が増えて、さらに重症者も増えます。 そういう意味で非常に怖いウイルスだと思います。

感染者の少ない今のうちに対策をしっかりとして封じ込めないといけないと思います」

(国立国際医療研究センターの忽那賢志医師談)

忽那賢志医師とは

◆ 名前:忽那賢志(くつなさとし)

◆ 生年月日:1978年12月7日(42歳)

◆ 出身地:福岡県北九州市

◆ 学歴:山口大学医学部を卒業

◆ 職業:山口大学医学部附属病院高度救命救急センター医師

奈良県立医科大学附属病院感染症センター医師

元市立奈良病院感染制御内科医長

国立国際医療研究センター国際感染症センター医師

忽那賢志医師経歴

・1978年、福岡県北九州市生まれ。

・1997年3月福岡県立小倉高等学校卒業、

・2004年3月山口大学医学部卒業を経て

・2009年から奈良県立医科大学感染症センターで研修し,

・2010年には市立奈良病院で勤務。

・2012年より国立国際医療研究センター国際感染症センターに勤務。

・診断した珍しい症例として、回帰熱や2013年に国内初となるデング熱に似た熱帯感染症・ジカ熱など。

・主な著書「感染症診療とダニワールド」(シーニュ、電子書籍)、

「みるトレ 感染症」(医学書院)、

「Fever 発熱について我々が語るべき幾つかの事柄」(金原出版)、

「症例から学ぶ 輸入感染症 A to Z」(中外医学社)

まとめ

 

「ウイルスの変異」については、情報として入っておりましたが「逃避免疫」については、 初めて知りました。

ともかく、対策を強化して封じ込めなくてはなりませんね。

私達のすべきことは、基本に立ち返り、

🔸感染者を増やさないことが、変異ウイルスを拡大させないことにつながります。

① できる限り接触を減らす、

② 3密を避ける、

③ 屋内ではマスクをする、

④ 小まめに手洗いをするなど、

これまでの対策をしっかり続けることが、変異ウイルスの拡大を防ぐことにつながるのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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