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東京都の小池百合子知事は15日、新型コロナウイルスの感染が拡大し、特に感染力の強い変異ウイルスの割合が上昇していることを受け、

「通勤を含め、(医療従事者などの)エッセンシャルワーカー以外の方は可能な限り東京へ来ないでいただきたい」と訴えた。

ここでは、「“東京来ないで”の真意は?」「N501Yとは?」「専門家の指摘と対策は?」 に迫ってみました。

“東京来ないで”の真意は?

東京都は15日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて729人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

700人を超えるのは2か月余り前の2月4日以来で、緊急事態宣言が解除されて以降では最も多くなりました。

1週間前の木曜日からは184人増えていて、前の週の同じ曜日を上回るのは15日連続です。

都の担当者は

「729人は非常に多い数だ。第3波では去年12月中旬に600人台から800人台で推移したところから、わずか2週間で一気に1300人台になった。

今回も来週、再来週の急拡大が懸念される。繰り返しになるが感染防止対策の徹底をお願いしたい」

と話しています。

東京都の小池百合子知事は15日、変異した新型コロナウイルスの感染拡大を受け 「通勤を含め(日常生活の維持に不可欠な)エッセンシャルワーカー以外は可能な限り東京に来ないでほしい」と呼びかけた。

都外からの通勤者を最小限に抑え、感染拡大防止につなげる。 専門家が感染状況を分析する都のモニタリング会議終了後、記者団の取材に答えた。

人出を減らすためにテレワークの徹底を改めて求めたほか、大型連休中の旅行の中止・延期を要請した。

スーパーや商店街でのセールや催し物も「中止・延期などの対応でご協力いただきたい」と述べた。

東京 専門家「爆発的感染拡大に厳重警戒」

東京都は、新型コロナの感染状況を分析する会議を開き、専門家は、変異株の割合が都内でも増えていることから、

爆発的な感染拡大が起きる恐れがあるとして、厳重な警戒が必要だと指摘しました。

国立国際医療研究センター・大曲貴夫医師

「新規陽性者数の増加比は、高い水準で上昇しています。 すでに人流が増加していること、変異株による陽性者が、著しく増加していること等により、急速に感染が拡大することが危惧される」

「従来株から、変異株に流行の主体が短期間で移る可能性もあり、爆発的な感染拡大への厳重な警戒が必要です」

都内では、14日までに408人が、関西で広まる感染力が強い「N501Y」変異株に感染していて、先週半ばの149人から大きく増加しています。

 また、感染者の中で、この変異株に感染している人の割合は、今月4日までの1週間で16%でした。

ただ、従来株を含めた「変異株」のうち、「N501Y」が占める割合は、前回の32.3%から37.8%に増えています。

専門家は、

「この感染力が強い変異株が、4月末までに5割を超える可能性がある」

と分析し、人流を徹底して抑える必要があると指摘しました。

これを受け、小池知事は「エッセンシャルワーカー以外は、東京に来ないでほしい」と話し、テレワークの徹底を強く求めました。

「N501Y」とは?

 

N501Yとは、どんな変異なのか。ウイルスのタンパク質の501番目のアミノ酸がN(アスパラギン)からY(チロシン)に変わり、スパイクタンパク質が人の細胞と結合しやすくなったとされる。

南アフリカ株とブラジル株は、484番目のアミノ酸がE(グルタミン酸)からK(リシン)に変化したE484K変異を併せ持つ。

この変異はワクチンの有効率を減少させる可能性がある。 変異株はなぜ生まれるのか。

新型コロナウイルスは人の細胞に入り込み、遺伝物質のRNAをコピーさせて増殖する際、一定の割合でコピーミスを起こす。

このミスによる変化で、変異株は生まれる。

変異株の感染力は?

変異株は感染力のほか、従来株よりも子どもへの感染が多いという特徴もある。

変異株の年代別の感染者をみると、6日時点で10代以下は19.8%だ。

感染研の脇田隆字所長は「このデータだけで子どもに感染しやすいとは言えない」としつつも、「従来株より少し高いという傾向は見えている」と指摘した。

子どもへの感染力が高まっていることが明確になれば、学校の休校措置などが必要になる可能性もある。

「感染が非常に広がっていて厳しい状況」というのが、日本医師会の釜萢敏常任理事らの認識だ。

政府は現在は32%にとどまる新規感染者への変異株PCR検査を40%に引き上げ、監視体制を強化する。

ただし、求められる感染防止対策は従来株と変わらない。

専門家はこれまで通り、人と人との接触を減らし、マスク着用、手洗いを徹底するように求めている。

変異ウイルス拡大を抑えるには?

専門家は「変異ウイルスでも従来型でも対策は同じで、マスク着用、手洗い、3密回避などの徹底を」と指摘します。

また、感染が広がるほど、ウイルスがコピーされる回数が増え、色々な変異が表れる可能性が高まるので、新たな変異をうまないためにも、感染を抑えるべきです。

ウイルスがヒトの細胞にくっつきやすいように変異しても、多くの人が食事や会話の際、マスクを着ければ、ウイルスはヒトの体に入れず、増えることができません。

基本的な対策を地道に続けることこそ重要です。

まとめ

小池知事の「東京へ来ないでの真意」をまとめました。

専門家の指摘が、 「この感染力が強い変異株が、4月末までに5割を超える可能性がある」 との指摘が重くのしかかっております。

変異ウイルス拡大を抑えるには?

「基本的な対策を地道に続けることこそ重要」 と指摘しております。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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