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ブレイクスルーとは、〔行き詰まりの〕突破、突破口、打開、突破作戦などの意味がありますが、ここでは、コロナワクチン接種後のコロナへの再感染のことです。

韓国の中央防疫対策本部によると、国内で新型コロナウイルスワクチンの接種を完了したにもかかわらず感染する「ブレイクスルー感染」が24日現在、計44人確認されている。

44人のうち、米ファイザー製ワクチンの接種者が26人、英アストラゼネカ製ワクチンの接種者が18人だった。

ここでは、「ブレイクスルー感染とは?」「ブレイクスルー感染の実態と解決策調査」

に迫ってみました。

ブレイクスルー感染とは?

2回のワクチン接種を終えていても再び感染することを「ブレイクスルー感染」と言う。

レイクスルー感染は、2回のワクチン接種を完了してから14日以上経過してから収集された呼吸器検体でSARS-CoV-2 の核酸増幅検査または抗原検査が陽性であると定義した。

ブレイクスルー感染の実態は?

米疾病対策センター(CDC)によると、新型コロナウイルスのワクチン接種完了後に再び感染し、入院、または死亡した人は、6月21日までに報告されているだけで4115人にのぼっているという。

接種の完了が感染を完全に防ぐわけではないことが、改めて示されたといえる。

CDCによれば、2回のワクチン接種を終えていても再び感染する「ブレイクスルー感染」として報告された人のうち、49%が女性、76%が65歳以上だった。

また、18%は無症状だったという。

「少なくとも4000人以上が再び感染している」と聞けば、かなり大きな数のように思えるかもしれない。

また、たった1人でも死者が出れば、それが悲劇であることは間違いない。

だが、米国ですでに接種を完了した人の数は、1億5000万を超える。

つまり、この報告されているケースは、ワクチンを2回接種した人の0.003%未満ということになる。

ワクチン接種は有効に機能しているといえる。

いずれにしても、ブレイクスルー感染に関するCDCのこの発表は、ワクチン接種を完了しても、まったく感染対策をせずに行動するのは賢明ではないということを改めて思い出させるものだ。

ブレイクスルー感染を防ぐには?

感染を防ぐための対策は、どれも穴が開いたスイスチーズのようなものだ。

どの方法も、それ一つで完全に感染を防げるものではない。

特に公共の場では、それぞれの対策方法が持つ穴を埋めるよう、複数の対策を講じる必要があることを忘れてはいけない。

それらを同時に実践することが、それぞれの方法が持つ弱点を補ってくれる。

さらに、ワクチンがどれだけの防御効果を提供するかは、周囲にいる人の何割がワクチン接種を完了しているかに依存するものではない。

あなたが他にどのような感染対策をしているか、あなたの周囲にどれだけのウイルスが存在しているかによって変化するものだ。

もちろん、こうした感染策が永遠に必要とされることはないはずだ。

パンデミックの収束が宣言される日は、近い将来に訪れるだろう。

だが、感染対策を緩める時期が早すぎれば、混乱した状況は続く。

ウイルスの感染拡大が、ただ長引くだけになりかねない。

まとめ

「緊急対策」が繰り返されている日本の現状は、この「ブレイクスルー感染」の実態を 吟味する必要があります。

ワクチンも“万能“ではないことです。

「もちろん、こうした感染策が永遠に必要とされることはないはずだ。パンデミックの収束が宣言される日は、近い将来に訪れるだろう。」

の表現は、皆さんの努力の上に築かれることも知っておくべきです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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