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英国で新型コロナウイルスの感染者と接触したことを知らせるスマートフォンアプリの通知を受け取る人が急増し、

「ピンデミック」と呼ばれる混乱が起きている。

イギリスでもデルタ株の影響などで急増しましたが、いま減少に転じているのはナゼなのか。

理由の1つとして挙げられているのが「ピンデミック」による自主隔離でした。

ここでは、「ピンデミックとは?」「英国で何が起こっているのか?」「英国国民の反応は?」

に迫ってみました。

ピンデミックとは?

「ピンデミック」とは、「ピーン」というアプリの通知音とパンデミック(感染症の大流行)を掛け合わせた言葉だ。

最新データ(7月8~14日)によると、首都ロンドンを含むイングランドで1週間にアプリの接触通知を受けた人は60万人。

2週間前(6月24~30日)の35万人から約7割増えた。この通知の増加に頭を悩ませているのが経済界だ。

単に隔離というのを遥かに超えて、60万人に一斉に隔離指令が出たもんだから、

ロンドンシティの地下鉄職員300人自己隔離で複数の路線で運行停止するわで混乱して動くに動けない状況で妙なロックダウン状態へ。

単なる自己隔離とかでないからPingdemic。

英国で何が起こっているのか?

新型コロナウイルス対策の大胆な規制解除に踏み切った英国が、深刻な人手不足に慌てている。

濃厚接触者の自主隔離が急増し、接触追跡アプリの通知音から「ピンデミック」と呼ばれる事態になった。

英政府はワクチン接種で重症化は防げると感染拡大を容認し、経済を回す道を選んだが、「コロナとの共生」の難しさが露呈した。

ロンドン北部のスーパーで24日、がらがらの棚の前で、客が困った様子で 立っていた。

棚には「全国的な供給問題で、全ての商品を取りそろえることができまん」 の表示。

水を求める親子連れに在庫を尋ねられた店員は「いまあるので全部。次に入 るメドもわからない」と謝った。

商品不足を生んだのが、コロナの追跡アプリによる「感染者との接触通知」。

7月は1日当たりの感染報告が5万人を上回った日もあり、今月14日までの1週間に濃厚接触したとしてアプリ通知で自主隔離を求められた人がイングランドで60万人を超えた。

1カ月前の15万人から急増した。

英国国民の対応は?

「ピンデミック」に対する国民の怒りが高まり、アプリを削除またはオフにしたり、隔離通知を無視したりする人が増加。

その要因は英首相の行動にあることが分かった。

調査によると、国民の23%がすでにアプリを削除あるいは電源を切っていることが判明。

削除した人の18%が、ジョンソン首相らの自主隔離回避騒動以降に削除したという。

また、現在もアプリを使用している人のうち、24%が削除を検討中と回答している。

アプリを開発した科学者の一人、クリストフ・フレイザー教授は「通知が来ても陰性であることが多く、

今は効果的に感じられないかもしれないが、このアプリはあなたの味方」とコメント。

新たな症例や入院患者数を減らすのに役立っているとし、アプリを削除しないよう訴えている。

まとめ

アプリへの反発は、ジョンソン首相がコロナに感染したジャビッド保健相と接触した後、

自主隔離を意図的に回避しようとしたことが公になって以降に急加速。 72%の人が、

追跡アプリの警告に不満を抱いていることが「J L Partners」社の世論調査で分かった。

リーダーの行動が以下に影響するかの典型ですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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