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新型コロナウイルスの感染経験者がワクチン接種まで完了した場合、「スーパー免疫」が得られる可能性が提起された。

研究陣は、コロナ自然感染の後、mRNAワクチンを接種した14人の血漿(けっしょう)サンプルを採集し分析した。

その結果、デルタ変異株を含め、新型コロナの変異株6種類に対して抗体の獲得が出来ていたことが分かった。

研究陣はこの「スーパー免疫」を「ハイブリッド免疫」や「防弾免疫」とも呼んでいて、専門家や科学界から注目されている。

ここでは、「ハイブリット免疫とは?」「無力化できるウイルスは?」「森内教授の見解は?」「潜在ウイルスへの効果は?」

に迫ってみました。

ハイブリット免疫とは?

米国・ロックフェラー大学が去年新型コロナウイルスに感染し、今年mRNAワクチンを接種した人計14人の血しょうを採集、分析した。

その結果、全員から変異ウイルスを無力化する抗体が発見された。

これを“ハイブリッド(混合)免疫”という。 ハイブリッド免疫は、デルタ型、ベータ型を含む変異ウイルス6種類も無力化し、SARSウイルスも無力化した。

アメリカでの最新の研究です。 去年新型コロナに感染し、今年メッセンジャーRNAワクチンを接種した14人の血しょうを採集、分析しました。

その結果、14人全員から変異ウイルスを無力化する抗体が発見されました。 これがハイブリッド免疫です。

無力化できるウイルスは?

 

無力化できるのは、デルタ型・ベータ型を含む変異ウイルス6種類のほか、SARSウイルスも無力化できるということです。

森内教授(長崎大学)は?

長崎大学大学院の森内教授によると、ハイブリッド免疫は、

① 感染によって多種多様な抗体が作られます。

② さらにワクチン接種によって、その抗体の質や量がアップします。

③ そのために、多くの変異ウイルスに対応できるということです。

森内教授は、 「ハイブリッド免疫獲得で、まだ見ぬ変異ウイルスに対応できる可能性もある。感染した人もぜひワクチン接種をしてほしい」 としています。

潜在するウイルスへの効果は?

感染による苦痛に耐え、ワクチン接種まで我慢した「スーパー免疫者」。

現在心配されているデルタ株などの変異ウイルスは勿論、これから発生する可能性のある潜在的な変異ウイルス、

更にSARS系列のウイルスまで克服できる可能性がある。

まとめ

コロナウイルスの変異は、尽きることなく屁にしていきます。

しかし、この“潜在的な変異ウイルス”まで克服できる可能性があるのはかなりの吉報です。

進んでワクチン接種を勧めます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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