Pocket

東京都内の医療機関で、新型コロナウイルス患者を「すぐに受け入れ可能」と申告しながら、ほとんど受け入れていない、

いわゆる「幽霊病床」の実態が日本テレビの独自取材で明らかになりました。

ここでは、「幽霊病床とは?」「幽霊病床発生の原因は?」「解消策」

に迫ってみました。

幽霊病床とは?

 

「幽霊病床」とは、コロナ病床として申告されていたにもかかわらず、実際には患者を受け入れていない病床のこと。

第5波で医療体制が逼迫(ひっぱく)したこの夏、東京都のピーク時の病床利用率は65%、実に3割以上のベッドが空いていたことになる。

「幽霊病床」の発生する原因は?

当時入院したくてもできない状況の自宅療養者を診察していた医師は…。

ひなた在宅クリニック山王・田代和馬院長

「(第5波で)急性の呼吸不全を来す患者が同時多発的に増えてしまう状況だった。

医療依存度の高い患者を受け入れる病院の数に限界があった」

病院の人手不足や、新型コロナの重症者に対応できる医療設備がないことなどで、患者を受け入れることができなかったケースが増え、

結果的に、幽霊病床が生まれる要因になったという。

「新型コロナ患者をすぐに受け入れできます!」と自己申告しておきながら、実は「病床使用率0%」。

そんな「幽霊病床」の実態が明らかになった。

日本テレビが入手した、コロナ患者をすぐに受け入れ可能な「即応病床」と申告している東京都内172の病院の病床使用率をまとめたリストによれば、

病床使用率が100%を超えている医療機関は50施設、40%未満が27施設。0%が7施設あったという。

補助金が出ているにもかかわらず、使われない病床があるのはなぜでしょうか。

厚生労働省によりますと、このような理由が考えられるといいます。

・小児科や精神科など利用者が限定されている病床

・中等症で用意していたら重症患者の依頼が来た

・重症化して看護師が不足し、受け入れ不可能に 国際医療福祉大学

・松本哲哉主任教授:

「自治体が病院に無理を言った面もあるのではないか。 病床を確保しても、人手が足りないから動かせない。 コロナ患者を診るには、感染症対応の経験やスキルが必要なので、急にスタッフを増やすことはできない」

「幽霊病床」の解消!

政府は、新型コロナの感染再拡大に向けた対策に取り組んでいくとしていて、その主な“骨格”を示しました。

・感染拡大時に強い行動制限

・自宅・宿泊療養者を医療機関が観察

・診療 ・中和抗体薬の確保

・経口薬の年内実用化

・“幽霊病床”の実態把握

 

政府は今後、感染拡大時の病床使用率を少なくとも8割まで引き上げるため、ITを活用して幽霊病床の“見える化”を進めたいとしています。

コロナ病床には、患者を受け入れやすくするため、補助金も出ています。

重症病床以外は1床につき最大900万円、重症病床は1床につき最大1950万円となっています。

「即入院可能」と申告し、多額 の補助金をもらっておきながら、病院の申告数と実態が乖離している状況は問題だと言わざるを得ません。

厳しく対応すべきです。 また、全ての医療機関に対してより強制力のある法制度を整備し、運用面での実効性を担保する必要があります。

そのためにも、感染症に強い医療体制を作り上げていくために、臨時国会を早期に開いて新型インフルエンザ特措法や感染症法のさらなる改正について国会は議論すべきです。

まとめ

第5波が終息に向かっている今が大切です。

第6波に向けて準備が急がれます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


スポンサーリンク