Pocket

現在のコロナ禍でも「感染者への差別が怖い→検 査をためらう→感染拡大を招く」といった、負のスパイラ ルが問題です。

差別や偏見、それは私たちが感じる「不安 や恐れ」が原因といわれています。

この感情をコントロー ルするには、正しい情報を身に付け、起きている現状に共 感できる「おおらかな心」を皆が持つことが大切です。

ここでは、「フィルターバブルとは?」「フィルターバブルの具体例と対策」「新型コロナとの関係」

に迫ってみました。

フィルターバブルとは?

フィルターバブルとは、バブル(泡)に包まれたように、インターネット上で自分の興味のある情報だけしか見えなくなることを意味する。

自分の視野が狭くなる危険性があるため、フィルターバブルの特徴を理解し、フィルターバブルと上手に付き合っていこう。

Googleに代表される検索エンジンや、FacebookやTwitterのようなSNSは、過去のクリック履歴や検索履歴などの情報からユーザーが見たいと思われる情報を自動的に判断して、検索結果やフィードに表示する。

この仕組みはパーソナライズと呼ばれている。これは、ユーザーの利便性を高めるために行われている。

パーソナライズの精度が上がると、ユーザーは自分が求めていない情報へアクセスすることが難しくなっていった。

その結果、他人と同じインターネット上の情報を見ているつもりでも、自分が実際に見ている情報はフィルターを介してパーソナライズされたもの……ということが起こるようになった。

フィルターバブルの具体例

共和党のドナルド・トランプ氏を支持する保守派の人々は、選挙期間中にFacebookのフィードにトランプ氏支持の投稿しか表示されなくなり、民主党のヒラリー・クリントン氏を支持する投稿は表示されなくなった。

同様のことが、民主党のクリントン氏を支持する人々に発生した。 例えば、選挙期間中、トランプ氏を支持するとあるブログ記事がFacebook上で150万回以上シェアされた。

ところが、クリントン氏を支持するとあるリベラル派の経営者は、選挙期間中にFacebookのフィード上で、一度もそのブログ記事を目にすることがなかったという。

フィルターバブルの問題点は?

フィルターバブルによる問題点としては、視野が狭くなることや、自分と異なる価値観・考え方に触れる機会がなくなることが挙げられる。

情報がフィルターバブルによって取捨選択されてしまい、自分の知見を広げてくれるような情報や、自分にとって都合の悪いニュースを知る機会を失ってしまうのだ。

フィルターバブルから抜け出すためには、いくつか方法がある。 情報を得るときにはインターネットだけでなく、新聞や雑誌、本などの紙媒体や、TVやラジオを利用しよう。

インターネットに比べて不便だが、自分とは違う視点で情報を見るにはいい方法である。

chromeやFirefoxなどのブラウザには、シークレットモードやプライベートブラウズと呼ばれる、閲覧履歴やオンラインフォームに入力したログイン時のデータが自動的に削除される機能が搭載されている。

この機能を使うことで、フィルターがかけられていない、フラットな状態で検索が可能になる。

フィルターバブルとコロナは?

新型コロナウイルスの影響で「おうち時間」が増えた今、SNSを使う機会が増えた人も多いのではないでしょうか。

私自身日常の多くの時間をSNSに費やしています。SNSは速報性の高い情報収集ができ、自分に必要な情報を収集するのに大変便利だからです。

しかし、SNSは自身がフォローしている人々の情報しか入ってこないということが往々にしてあります。

そのような情報環境の中で、一つの事象に対して自身のタイムラインの論調だけでその事象の是非を判断するのは危険です。

なぜなら、SNSでは自身の見たくない情報や都合の悪い情報はシャットアウトされがちで、一方向からの意見しか目にすることができない可能性があるからです。

私はコロナ禍でSNSでの誹謗中傷を始めとした様々な痛ましいニュースや人々の生活に戸惑いを与えるフェイクニュースを見るたびに、上記のような生活者の情報接触態度に問題意識を抱き始めました。

今後の課題

   インターネットのパーソナライズ機能からもたらされる“フィルターバブル”。

これは、情報過多な社会において、インターネットを使う上で避けることのできない「当たり前」の現象と捉えることもできます。

しかし、このような環境のもとで生活者はこの恩恵を享受しつつ、確かな情報を手に入れるという「情報過多時代における新たなメディア接触態度」にシフトしていく必要があると考えられます。

パーソナライズされた情報は利便性が高い一方で、受動的な情報接触であると思考の偏狭が起こるリスクを理解し、能動的な情報接触を取り入れながら、

自己の思考を常にチューニングしていくことが現代に必要な情報接触態度ではないでしょうか

まとめ

「一方向からの意見しか目にすることができない可能性がある」 人間の弱さであり悲しい現象です。

 先日のテレビでも放送されておりました。気づかない内に“フィルターバルブ“ に陥っているかもしれません。

確かな情報を手に入れるという「情報過多時代における新たなメディア接触態度」にシフトしていく必要があると考えられます。

最後までお読みいただきありがとうございます。


スポンサーリンク