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ウクライナ南東部マリウポリの製鉄所には、ロシア軍が包囲しているが、これまでに150人以上の市民が避難したが、いまだ数百人の市民のほか、

負傷した多くのウクライ側の兵士も残されているとみられる。

今後、さらなる避難ができるのか不透明な状況となっている。

こうした中、マリウポリの市内では、黒とオレンジのリボンが配られた。

ここでは、「ロシアの聖ゲオルギーのリボン(黒とオレンジのリボン)とは?」「始まりと他の勲章は?」

に迫ってみました。

ロシアの聖ゲオルギーのリボン(黒とオレンジのリボン)とは?

 イギリス、フランスなどでは、赤いヒナゲシの花(リメンブランス・ポピー)が、第一次世界大戦の戦没者追悼のシンボルだ。

それと同じようにロシアでは、黒とオレンジの縞模様の「ゲオルギー・リボン」が、第二次世界大戦で倒れた人々の記憶の象徴になっている。

エカテリーナ2世(1729~1796年)によって1769年に設けられ、個人が戦場であげた武勲を顕彰することのみを目的としていた。

この勲章は規定によると、「単に義務を果たしたにとどまらず…抜群の勇気ある行動を示した者に授与される。この勲章は常に佩用すべきである

リボンはオレンジ色で、3本の黒いストライプがあり、ロシアの「軍事的栄光の色」である火と火薬を象徴している。

これは、つい十数年前に一地方の民間のイニシアティブから始まった。

2005年にゲオルギー・リボンを発案したジャーナリスト、ナタリア・ロセワさんはインタビューのなかでこう述べた。

「聖ゲオルギーのリボンは、私たちジャーナリストたちが発案したものだ。こういうアイデアはたぶん偶然の産物ではなかったろう。私たちは、現代の歴史と社会状況を実感しているから」

このように彼女は、黒とオレンジの縞模様のリボンがこれほどの人気を得た理由を説明する。

リボンは、ロシアの社会と国家が、第二次世界大戦の戦没者を悼み記憶し続けようとする、その努力を象徴するものとなった。

「ゲオルギーリボン」の始まりは?

聖ゲオルギー勲章は、ロシア帝国の最高の軍事勲章だった。

エカテリーナ2世(1729~1796年)によって1769年に設けられ、個人が戦場であげた武勲を顕彰することのみを目的としていた。

この勲章は規定によると、「単に義務を果たしたにとどまらず…抜群の勇気ある行動を示した者に授与される。

この勲章は常に佩用すべきである」  黒とオレンジのリボンの広まり方、人気は大変なものだ。

毎年、5月9日の「戦勝記念日」の前日と当日には、数百万のゲオルギー・リボンがロシアだけでなく他の国でも配布される。

リボンは、プーチン大統領をはじめ、ロシアの高官たちも身につける。

 しかし、現在これほどの規模に達した、この運動は、わずか13年前に、国営通信社「ロシア通信」のジャーナリストたちにより、地元の草の根的なイニシアチブとして始まった。

このときロシア通信は、インターネット・プロジェクト「私たちの勝利」を立ち上げていた。

これは、戦争体験をもつ人々の個人的な物語で構成するものだ。 ロセワさんによると、運動がどんどん勢いを増していたときに、政府当局から支援を受け始めたとのこと。  

では、この運動を始める前に、ジャーナリストが社会で実感していたこととは何か? 後に彼女が説明したところによると、ソ連崩壊後の時期の虚無主義、ニヒリズムへの反動であるという。

ロシアの他の勲章は?

ロシア帝国の勲章は、宝飾のデザインとしても驚嘆すべきもので、極めて高い地位または功業のしるしだ。 皇族および最も高貴な貴族と、国家への傑出した貢献者のみが授与の対象となった。

🔸勲章―1【「聖アンドレイ勲章」(キリストの最初の弟子アンデレにちなむ)】

 

この勲章は、1698年にピョートル大帝(1672~1725年)によって、イエス・キリストの最初の使徒でありロシアの守護聖人である聖アンドレイ(アンデレ)を記念して創設された。 これは、ロシア初の勲章で、ピョートルが欧州旅行から帰国した直後に設けられている。宗教伝説によると、使徒アンデレは、後にキエフ公国の版図に入る土地を訪れ、この地の人々にキリスト教を説いた最初の使徒だった。

🔸勲章―2【聖エカテリーナ勲章】

この勲章は、ロシア史上2つ目の勲章だ。 ピョートル大帝が聖エカテリーナを記念して創設。聖エカテリーナは、彼の妻で後に女帝となったエカテリーナ1世(1684~1727年)の守護聖人である。

🔸勲章―3【聖ゲオルギー勲章】

聖ゲオルギー勲章は、ロシア帝国の最高の軍事勲章だった。 エカテリーナ2世(1729~1796年)によって1769年に設けられ、個人が戦場であげた武勲を顕彰することのみを目的としていた。 この勲章は規定によると、「単に義務を果たしたにとどまらず…抜群の勇気ある行動を示した者に授与される。この勲章は常に佩用すべきである」

🔸勲章―4【聖ウラジーミル勲章】

1782年、エカテリーナ2世によって、ロシアにキリスト教を導入したウラジーミル聖公の功績を記念して設けられた。 この勲章は、帝国の軍人と文官の双方を対象としたものだった。 4つの等級があり、最高は勲一等。長年の勤続に対して授与された。

🔸勲章―5【聖アレクサンドル・ネフスキー勲章】

この勲章はもともと、ピョートル大帝が、戦場での勇敢さに報いるために考案した。 しかし、このロシア帝国の初代皇帝は、その実現を待たずに亡くなったので、1725年に彼の妻、エカテリーナ1世が創設した。

まとめ

ロシアン五大勲章をもとに紹介しました。

他にも種々の勲章がありますが、【聖ゲオルギー勲章】をもとに、 わずか13年前に、国営通信社「ロシア通信」のジャーナリストたちにより、

地元の草の根的なイニシアチブとして始まった。

と言うのは、大変興味深い現象ですね!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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