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拡大が続く新型コロナの第8波では、福岡県内でも死者の増加が顕著になっています。

そうした中、コロナとインフルエンザの双方にかかってしまう「フルロナ」と呼ばれる同時感染も出始めていて、高齢者への拡大が懸念されているんです。

ここでは、「フルロナとは?」「発症事例」「今シーズンの予想」

に迫ってみました。 

Contents

フルロナとは?

フルロナ(英語:Flurona)とは「インフルエンザ」と「コロナ」からなる造語で、コロナウイルスとインフルエンザの同時感染のことを意味します。

「フルロナ」の名称は日本人がつけた名前ではなく、2020年にイスラエルの医療チームがつけたことが発端と言われています。

ネット上では「マスコミが作った造語ではないか」など声もありますが、フルロナ自体は以前から呼ばれており、決して不安を煽るために作られた造語ではありません。

中国の武漢は、コロナウイルスが最初に発見された場所です。 武漢で行われた調査では、307人のコロナウイルス患者のうち、

57.3%もの患者がインフルエンザウイルスに重複感染していたという報告がされています。(COVID-19発生時)

フルロナ発症事例は?

イギリスでは、コロナ患者約7000人を調べたところ、約3%の患者がインフルエンザウイルスにも感染していたという報告があります。

(調査期間:2020年2月~2021年12月)

 

<同時感染画像>

フルロナの症状は?

WHO(世界保健機関)によると、インフルエンザと新型コロナウイルスは、 ・症状 ・感染の広がり方 ・重症化しやすい人のタイプ ・感染予防対策 などが似通っています。

症状についての類似点は、 ・せき ・鼻水、鼻づまり ・発熱 ・息切れ ・倦怠感 ・喉の痛み ・体の痛みなど、多くの共通点が存在しています。

症状が非常に似ているので、検査無しではどちらか一方、もしくは両方に感染している事を判断するのは難しいと言えます。

今シーズンの予想

インフルエンザの発生が抑制されていた2019年/2022年シーズンと比べて、今シーズンは状況が少し異なっています。

・渡航制限の解除によって、多くの外国人が来日している。

・2年間インフルエンザが流行していないので、国民の免疫力が低下している。

・オーストラリアにて、過去2シーズンなかったインフルエンザの流行が今年はみられている。

インフルエンザの発生が抑制された2019年/2020年シーズンに比べて、今シーズンの状況は少し異なっています。

今シーズンは、日本でもインフルエンザが流行が予想されます。

まとめ

インフルとコロナの見分け方が難しいので、重症化リスクの高い人は、すぐに医師に相談することをお勧めします。

特に小学生以下の子供、妊婦、高齢者、基礎疾患のある人は医師に相談してください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。


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